- MCX Rack Station
- MCXD Desktop Station
- MCXEXT Rack Extension
- MCXDEXT Desktop Extension
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- SI4WR 4-Wire Interface
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- Q4WR 4-Wire Interface
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- BridgeX Network Interface
最終更新日:2022年9月14日
WBPX Wireless Beltpack X
Green−GO WBPXベルトパックXは、フルカラーのOLEDディスプレイにより、最大32の高品質で低遅延のチャンネルに直接アクセスでき、チャンネルの名前、音量レベル、ステータスを表示します。4つの関連するプッシュボタンで、選択された機能に応じて、各チャンネルのスクリーン機能である、トーク、リッスン、または、コールを操作することができます。2つのロータリーマルチファンクションエンコーダーをベルトパックの左右に対称に配置し、左利きのユーザーにも右利きのユーザーにも対応しています。デバイスのボタンおよびディスプレイ機能を設定し、最大4チャンネルまでダイレクトにアクセスできるほか、拡張メニューでさらに多くのチャンネルにアクセスすることが可能です。
オーディオは、XLR4Mヘッドセットコネクターから出力され(ハンドセットは含まれない)、1800mAhのリチウムイオンバッテリーパックNRGPから電力が供給されます。充電は、内蔵のmini−B USB 2.0ポートまたはBC6バッテリーチャージャーから行うことができます。
BPXベルトバックXシリーズとほとんどの機能を共有し、有線と無線デバイスの切り替えを簡単に行うことができます。より大きなボタンとより高いウェザープロテクションが必要な場合は、有線および無線タイプのスポーツバージョンがあります。
ボックスの内容
Green−GO WBPXワイヤレスベルトパックXには、以下のパッケージ内容が付属しています:
- 1 x Green−GO WBPXワイヤレスベルトパックX
- 1 x リチウムイオンバッテリーパック(1800 mAh)
- 1 x ユニバーサルUSB電源(CEE7/16、NEMA-1、BS-1363、AS-3112)
オプションのGreen−GOアクセサリー
- Green−GO HS200S片耳およびHS200D両耳ヘッドセット
- Green−GO NRGPリチウムイオンバッテリーパック(1800 mAh)
- Green−GO BC6バッテリーチャージャー
- Green−GO PoEネットワークスイッチ
デバイスの概要
フロントパネル
マルチファンクションエンコーダー(2個)
と は、回転とクリックが可能です。エンコーダーの主な用途は、音量調整、セットアップメニューの操作などです。
ボタン (4個)
4つの
は、主にチャンネルを操作するために使用されます。ボタンの機能は、設定状況によって異なる場合があります。
RGBステータスLED(4個)
デバイスまたはチャンネルのステータスは、4つの強力なRGB LEDで表示されます。
OLEDディスプレイ (1個)
高コントラストのカラーOLEDディスプレイは、チャンネルおよびデバイスの情報をはっきりとコンパクトに表示します。
ベルトクリップ (1個)
頑丈なスプリングスチール製のベルトクリップで、ベルトまたは衣服に固定できます。
バックパネル
バッテリーコンパートメント(収納部)
バッテリーコンパートメントには、Green−GO NRGPリチウムイオンバッテリーパックが収納されています。バッテリーは、ノブを回して直立させることで固定されます。
ステータスLED
ステータスLEDは、バッテリーの充電状態に関する情報を提供します。緑色のLEDは、バッテリーが完全に充電されていることを示します。
オン/オフスイッチ
オン/オフスイッチは、主にデバイスの電源をオンまたはオフにするために使用されます。設定されている場合、オン/オフスイッチは、アンテナの切り替え(ローミング)を手動でトリガーするために使用することができます。
内蔵圧電ブザー
内蔵圧電ブザーは、アラートコールまたはキュー信号などの着信アラーム信号を送信することができます。
Neutrik XLR4-オス型ヘッドセットコネクター
XLR4オス型コネクターに任意のヘッドセットを接続することが可能です。内蔵アンプは32Ωから600Ωまでのインピーダンスに対応しています。
Mini−USB
Mini−USBコネクターは、充電、プログラム、または、アップデートなどに使用できます。
ユーザーインターフェース
ワイヤレスWBPXベルトパックXのユーザーインターフェースは設定を変更することができ、最大4チャンネルまで直接アクセスして制御することができます。
4つのボタンとステータスLEDにより、デバイスの設定に応じて複数の機能に簡単にアクセスすることができます。デバイスの両側にある2つのマルチファンクションエンコーダーにより、メニューの操作および様々な機能の制御が可能です。
ヒント:このデバイスをGreen−GOシステムで使用する方法の詳細については、クイックスタートガイドを確認してください。
ワイヤレスベルトパックとGreen−GO WAAワイヤレスアンテナの接続方法については、ワイヤレスXシステムガイドをご覧ください。
デバイスの電源のオン/オフ
デバイスの電源を入れる前に、バッテリーがコンパートメントに固定されていることを確認してください:バッテリーのラッチが垂直になっていることを確認してください。
Green-GO WBPX無線ベルトパックXの電源を入れるためには、本体底面にあるオン/オフスイッチを引っ張る必要があります。
デバイスの電源オフは、オン/オフスイッチを押しながら
を押し、常に必ず確認する必要があります。
ユーザーが電源オフを確認しない場合、デバイスはシャットダウンされません。
チャンネルディスプレイおよびステータス
OLEDディスプレイには、ユーザーのチャンネルおよび通信状態などの情報が表示されます。
チャンネルステータス
赤色の X は、Green−GOエンジンが設定されたチャネルターゲットに対して、どのリモートデバイスにも到達できないことを示します。
チャンネルID
チャンネルのIDを表示します。通常、ユーザーはチャンネル1から32にアクセス可能です。
表示名
チャンネルターゲットの名前または表示名です(ユーザーまたはグループ)。
チャンネルカラー
チャンネルカラーはチャンネルターゲットによって定義されます(ユーザーまたはグループ)。
チャンネル音量
現在のチャンネル音量レベルです。
チャンネルのステータスカラー
工場出荷時の設定では、ステータスLEDは以下のようにチャンネルのステータスを表示します:
色 | 状態 | ステータス | 説明 |
---|---|---|---|
点灯 | Free(フリー) | このチャンネルには通信ターゲットがアサインされていません。 | |
点灯 | No Member(メンバーなし) | このチャンネルではリモートデバイスまたはユーザーはいません。 | |
点灯 | Idle(アイドル) | チャンネルがアサインされ、アイドル状態です。 | |
点灯 | Active(アクティブ) | リモートユーザーまたはデバイスがチャンネルトークを有効にしたが、オーディオを送信していません。 | |
点灯 | Active VOX(アクティブVOX) | チャンネルがVOX通信を受信しています。 | |
点滅 | Active Mute(アクティブミュート) | チャンネルはミュートされているが、VOX通信を受信しています。 | |
点灯 | Talk(トーク) | チャンネルは手動で開かれ、アクティブな入力からオーディオが送信されます。 | |
点灯 | Autotalk(オートトーク) | チャンネルは自動で開かれ、アクティブな入力からオーディオが送信されます。 | |
点灯 | Call(コール) | チャンネルはショートコール信号を受信しました。 | |
点滅 | Alert Call(アラートコール) | チャンネルはアラートコール信号を受信または送信しています。 | |
点滅 | Cue Attention(キューアテンション) | チャンネルはキューアテンション信号を受信または送信しています。 | |
点灯 | Cue GO(キューGO) | チャンネルはキューGO信号を受信または送信しています。 | |
点灯 | GPIO Control(GPIOコントロール) | チャンネルはGPIOコントロール信号を送信しています。 |
UIモード
Green−GO WBPXワイヤレスベルトパックXのユーザーインターフェースは設定可能であり、最大4チャンネルまで直接アクセスしてコントロールすることができます。
設定に応じて、
およびステータスLEDの表示構成および機能が変化します:
2チャンネルUI
2チャンネルモードでは、ユーザーの最初の2チャンネルに快適にアクセスすることができます。
各チャンネルの横にある2つのボタンは、 トークまたは コール機能を有効にします。
各ボタンの横にあるステータスLEDは、それぞれのチャンネルの状態を表示します。
3チャンネルUI
3チャンネルモードは、最も汎用性の高いモードです。ユーザーの最初の3チャンネルの トーク機能に直接アクセスすることができます。
には2つの機能があります。これは主に、Extendedチャンネルビューに直接アクセスできるようにするものです。しかし、3つのチャンネルのいずれかの トーク機能がアクティブになると、その機能は コール機能に変わります。これにより、ユーザーは現在アクティブなチャンネルに直接コール信号サインを送信することができます。
4チャンネルUI
4チャンネルモードでは、ユーザーの最初の4チャンネルに直接アクセスすることができます。各
は、各チャンネルの トーク機能にリンクしています。
フール機能などその他の機能は、拡張チャンネルビューで利用可能です。
エンコーダーのアサイン
および は、回転およびクリック(ディスプレイ側に引っ張る)が可能です。これらの操作は、音量およびメニューのコントロール、音声通信への応答、または、スクリーンの切り替えに使用されます。
クリックは常に、受信した音声通信に応答する、または、選択または機能を確認するために使用されます。両方のエンコーダーの回転動作は、 デバイス セットアップメニューで設定可能です。
- メイン音量:回転させ、デバイスのメインレベルをコントロールします。
- プログラムオーディオ:回転させ、プログラムオーディオチャンネルの音量をコントロールします。
- サイドトーン:回転させ、サイドトーンの音量をコントロールします。
デバイスのデフォルト設定では、
の両回転がデバイスのメインレベルをコントロールします。
ステータススクリーン
ステータス画面では、
を押すと、主に下段の拡張チャンネル表示にアクセスすることができます。中段には、デバイスのユーザーが表示されます。
上段には、現在のバッテリーステータスおよび信号強度など、デバイスの重要な情報が表示されます。
または (ディスプレイ側に引っ張る)をクリックすると、ステータススクリーンを呼び出すことができます。
をホールドしながら を押すと、拡張チャンネルビューにアクセスできます。
スクリーン中央のステータス情報には、そのデバイスのユーザーが表示されます。ただし、いずれかのチャンネルで音声通信を受信中(音声通信に応答)にユーザーがステータス画面を表示した場合、スクリーン中央のステータスセクションにアクティブになったチャンネルが表示されます。
Extended(拡張)チャンネルビュー
Extendedチャンネルビューでは、32チャンネル全てをコントロールすることが可能です。Extendedチャンネルビューには、3チャネルUIモードで
を押す、または、ステータススクリーンを表示することによりアクセスできます。
4つの
は、カラーインジケーターに応じて機能を調整します:
- は、トーク機能を有効にします。
- は、いずれかのエンコーダーと合わせてチャンネルの音量コントロールができます。
- は、コール機能を有効にします。
- は、Extendedチャンネルビューを終了します。
いずれかの
を回転させると、チャンネルリストがスクロールします。ディスプレイの中央に表示されているチャンネルが、現在選択されているチャンネルです。これは、チャンネル名の下の音量、および、色分けされたチャンネル番号によって表示されます。
Extendedチャンネルビューでは、一度に制御できるチャンネルは1つのみです。ただし、複数のチャンネルでトーク機能を有効にすることは可能です。
Extendedチャンネルビューで設定されたチャンネル状態は、終了時にクリアされます。
チャンネルのFlexlist
Flexlistは、Green−GO 5から導入された新しいUIコンセプトです。
この機能により、ユーザーはチャネルの通信先をあらかじめ定義された20セットの宛先(ユーザーおよびグループ)に素早く変更することができます。これにより、このようなユーザーインターフェースが制限されているデバイス(ベルトパックなど)で、より多くのチャンネルを快適に簡単に制御できるようになります。
Flexlistの項目は、デバイスの ユーザー設定 セットアップメニューで直接、または、ソフトウェアの補助により追加および設定することができます。
Flexlistは、チャンネルの チャンネルモード を Flexに設定することで、チャンネル単位で有効となります。複数のネルでこの設定を行うことにより、同じFlexlistに独立してアクセスすることができます。
セットアップメニューガイド
デバイスのFlexlistの設定
Setup Menu
└──> User
└──> Settings
├──> ...
└──> Flexlist 1
├──> ...
└──> - Add - 2
- この設定により、デバイスのFlexlistを設定することができます。
- デバイスの Flexlist に追加できる項目は 20 個までです。既存の項目を削除するには、その項目を選択し、Noneを選択します。
チャンネルのモードをFlexに設定する
Setup Menu
└──> User
└──> Channels
└──> CH #
├──> ...
└──> Channel Mode: Flex 1
- Flexlist は、チャンネルのモードが Flex に設定されると同時に利用可能になります。
チャンネルの宛先の変更
Flexlistによるチャンネルの宛先の変更は、片手でのボタンの組み合わせで行います:
- そのチャンネルのボタンを押し、トーク機能を有効にする。
- または のいずれかをディスプレイに向かってクリックします。
これにより、Flexlistの選択メニューが表示されます。リストはエンコーダーでスクロールすることができます。
をクリックする、または、 を押すと、新しいチャンネル宛先が選択されます。
警告:チャンネルモード: Flex でチャンネルをミュートする場合はご注意ください。フレックスは、直接ミュートすることはできません。これらのチャンネルのミュートは、Extendedチャンネルビューからのみ行うことが可能です。
ベルトパックのペアリング
Green−GO WBPXワイヤレスベルトパックXは、Green−GO WAAワイヤレスアンテナにDECTで接続します。DECT仕様に基づき、両方の接続パートナーは互いに認証する必要がありますこのプロセスは一般的にペアリングと呼ばれます。
Green−GO 5では、ワイヤレスDECTペアリングの設定が見直されました。アドホック over-the-airペアリングおよびX−Pool接続が明確に区別されています。これらのペアリングは、それぞれが最大4つのワイヤレスベルトパックを含むプールで行われます。
1つのGreen−GOシステムで異なるタイプのプールを複数持つことは可能です。ただし、すべてのプールは同じDECT周波数空間を共有します。そのため、接続可能な数は限られており、ローカル 環境に影響されます。
ヒント: 現地で可能な見積もり方法に関するガイダンスをご確認ください。
アドホック over-the-air (OTA)プールは、デバイス本体のみで設定および管理されます。つまり、ソフトウェアからデバイスを追加または削除することはできません。また、このモードを使用してのローミングはサポートされていません。
X−Poolの接続は、ベルトパックをUSBでGreen−GOコントロールソフトウェアに接続して設定し、最大7つのアンテナ間でローミングできるのが特徴です。
注意:このデバイスのマニュアルは、アドホックOTAペアリング のみを対象としています。X−Poolのペアリングの詳細については、ワイヤレス接続に関するガイドをご覧ください。
デバイスの準備
ペアリングの設定を始める前に、すべての関連デバイスのDECTモジュールをクリアすることが推奨されます。モジュールをクリアすることにより、既存のペアリングがすべて削除され、アクティブな接続がすべてリセットされます。
アンテナのDECTモジュールのリセット
以下の手順で、WAAアンテナのDECTモジュールをクリアします:
- 電源を入れると、WAAワイヤレスアンテナは、ステータスLEDで現在の状態を表示します。以下の手順後に、短い赤色の点滅が表示されることがありますが、これはローカルネットワーク上で設定メンバーが見つからなかったことを示します。
- デバイスの底面にある を約2秒間押します。ステータスLEDが緑色に素早く点滅し、ゆっくりとした赤色の点滅に切り替わり、ペアリングモードが有効であることを示します。
- を約10秒間押し続け、DECTモジュールのリセットを開始します。クリアプロセスを開始する間、ステータスLEDは中程度の頻度で赤色に点滅します。プロセスが初期化されると、ステータスLEDは、短い緑色の点滅に続く非常に長い赤色の点滅にパターンを変更します。
- を離します。
- リセットが完了するまで約20秒かかります。リセットが終了した後、ステータスLEDのパターンはOTAステータスに戻ります。
ベルトパックのDECTモジュールのリセット
WBPXまたはWBPXSPワイヤレスベルトパックのDECTモジュールは、DECTセットアップメニューでクリアすることができます。このプロセスを開始すると、Program Wirelessというメッセージのポップアップが表示されます。メッセージが消えると処理は完了します。
セットアップメニューガイド
Setup Menu
└──> DECT
└──> Information
└──> Clear RF
└──> Yes Reset
OTAペアリングの設定
デバイスのペアリングは順番に行われるため、一度にペアリングできるデバイスは1台のみです。
お知らせ:OTAペアリング方式では、単一のペアリングを削除または上書きすることはできません。アンテナのペアリングを解除する唯一の方法は、そのDECTモジュールをリセットすることで、接続されているすべてのデバイスを切断し、すべてのペアリングを解除します。
アンテナでペアリングモードを有効にする
ワイヤレスデバイスをペアリングする前に、Green−GO WAAワイヤレスアンテナでペアリングモードを有効にする必要があります。このためには、
を約2秒間押します。
ステータスLEDが緑色に素早く5回点滅し、ゆっくりとした赤色の点滅に変わり、ペアリングモードが有効であることを示します。
ペアリングモードが有効な場合、現在設定されているスロットIDをステータスLEDが緑色に点滅して表示します。
4つの空きスロットがすべて占有されている、または、X−Poolモードに設定されているアンテナは、ペアリングモードに入ることを拒否し、赤/緑の中程度の交互点滅することにより、そのことを示します。
ベルトパックのペアリング
次に、DECTセットアップメニューに移動し、ワイヤレスベルトパックのペアリングを開始することができます。ここで、アンテナのペアリングを選択してペアリングを開始できます。この項目がない場合、ベルトパックはすでにアンテナに接続されています。この場合は、DECTモジュールをリセットする必要があります。
ベルトパックのポップアップでペアリングのステータスが通知されます。
セットアップメニューガイド
Setup Menu
└──> DECT
└──> Pair Antenna
└──> Start Pairing
バッテリーの充電
Mini−USBコネクターにユニバーサルUSBパワーサプライを接続し、NRGPリチウムイオンバッテリーパックを充電することができます。あるいは、Green−GO BC6バッテリーチャージャーを使用すると、最大6個のバッテリーパックを一度に充電することが可能です。
また、ベルトパックに外部5V USB電源パックを接続することにより、バッテリーの寿命を延ばすことも可能です。
セットアップメニューでは、ほぼすべてのユーザーおよびデバイスの設定プロパティにローカルでアクセスすることができます。セットアップメニューでのすべての変更は、デバイス上でローカルに行われ保存されますが、 Green−GOコントロールソフトウェアを使用して簡単に設定ファイルに同期させることができます。また、これらの設定は上書きされない限り、デバイス上で永続的に保持されます。
ワイヤレスWBPXベルトパックXは、セットアップメニューにアクセスする方法が2通りあります:
方法A | 方法B |
---|---|
+ をディスプレイに向かって引っ張ります。 | または をディスプレイに向かって引き上げたまま、 + を押します。 |
セットアップメニューの移動は、主に
または の回転およびクリックによって行われます。
- の回転により選択部分を移動または選択した値を変更します。
- または をクリックすることにより、サブメニューに入り、値を変更することができます。
- サブメニューの終了は、メニュー項目の Exit または Cancel、あるいは をクリックすることで行えます。
セットアップメニューへのアクセスは、Green−GOコントロールソフトウェアで設定ファイルまたはユーザーのセキュリティオプションを設定することにより制限できます。例えば、security configurationに応じて、ユーザーは、サブメニューにアクセスする前に Tech Pincode の入力を要求される場合があります。
セットアップメニューガイド
Setup Menu
├──> User
│ ├──> Select User
│ ├──> Channels
│ │ └──> # channel ID
│ │ ├──> Assign
│ │ ├──> Listen Override
│ │ ├──> Listen
│ │ ├──> Level
│ │ ├──> Talk Mode
│ │ ├──> Priority
│ │ ├──> Listen Mode
│ │ ├──> Call Mode
│ │ ├──> Cue Mode
│ │ └──> Channel Mode
│ ├──> Special Channels
│ │ ├──> Direct
│ │ ├──> Program Audio
│ │ ├──> Announce
│ │ └──> Emergency
│ ├──> Flexlist
│ │ ├──> ...
│ │ └──> Add
│ ├──> Settings
│ │ ├──> Active Time
│ │ ├──> Reply Mode
│ │ ├──> Isolate
│ │ ├──> Tone Level
│ │ ├──> Alert Tone
│ │ ├──> Room
│ │ ├──> Room Dim
│ │ ├──> Room Output
│ │ ├──> Priority Dim
│ │ ├──> Popup
│ │ └──> Cue Timeout
│ └──> Script
├──> Audio
│ ├──> Sidetone
│ ├──> Gain
│ ├──> Compressor
│ ├──> Gate Threshold
│ ├──> Gate Hold
│ ├──> Source
│ ├──> Headset Bias
│ ├──> Output Limiter
│ └──> Main Level
├──> Device
│ ├──> UI Mode
│ ├──> Enc Left
│ ├──> Enc Right
│ ├──> Extended
│ ├──> Buzzer
│ ├──> Flip
│ ├──> LED Intensity
│ ├──> LED Timeout
│ └──> Screen Timeout
├──> Config
│ ├──> Join Config
│ ├──> Default Config
│ └──> Factory Default
├──> DECT
│ ├──> Mode
│ ├──> Pair Antenna
│ ├──> Codec
│ ├──> Information
│ └──> Force Reconnect
└──> Info
├──> Name
├──> Config
├──> Firmware
├──> Serial
├──> Uptime
└──> Reset Defaults
User
ユーザー サブメニューには、次のようなユーザーに関する設定項目があります:
- The user that is linked to the device. (デバイスにリンクされているユーザー)
- The channel configuration. (チャンネル設定)
- Configuration for the four special channels. (4つのスペシャルチャンネルの設定)
- The user's Flexlist. (ユーザーのFlexlist)
- General user settings (color, communication settings, etc.). (一般的なユーザー設定(カラー、通信設定など))
- Script management. (スクリプト管理)
Select User(ユーザー選択)
利用可能なユーザー
このメニューは、アクティブなコンフィグファイルの利用可能なすべてのユーザーを一覧表示します。
セットアップメニュー: | User ▸ Select User |
オプションの範囲: | コンフィグファイルにより定義 |
デフォルト: | 未設定 |
Channels(チャンネル)
チャンネル 1 -32
32の各チャンネルにつき、以下が利用可能です。
ASSIGN(アサイン)
このメニューでは、チャンネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューに入ると、アクティブな設定ファイルの利用可能なグループとユーザーに簡単にアクセスできるプレフィルタが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Assign |
オプションの範囲: | None、 Groups、 Users |
デフォルト: | 未設定 |
LISTEN OVERRIDE(リッスンオーバーライド)
このオプションでは、チャンネルに別のリッスンソースを定義することができます。ユーザーはアサインされたプライマリターゲットと話せますが、ここで定義されたグループを聞くことができます。
主な使用事例は、可能なフィードバックをプライベートに維持しながら、複数の受信者にコマンド通信を行うことが可能です(1人のフォロースポット発信者、複数のフォロースポットオペレーターなど)。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen Override |
オプションの範囲: | None、 Groups |
デフォルト: | 未設定 |
LISTEN(リッスン)
設定されたチャンネル レベルとは別に、チャンネルを有効またはミュートにすることができます。 設定されたチャンネルレベルを失うことなく、チャンネルの リッスン 状態を簡単にオンまたはオフに切り替えることができます。
このオプションは、 Listenモードに影響される場合があります。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen |
オプションの範囲: | Muted、 On |
デフォルト: | On |
LEVEL(レベル)
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Level |
オプションの範囲: | -40 dBから+12 dB(1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
TALK MODE(トークモード)
Talkモード は、トークボタンを使ってチャンネルをvox通信用に アクティブにする方法を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled(無効) | このオプションは、そのチャンネルのトーク機能を無効にします。 |
Momentary(モーメンタリー) | このオプションにより、プッシュ・トゥ・トークのスタイルで操作できます。 |
Latch(ラッチ) | このオプションは、トグルとして機能します:1回目に押すと通話が可能になり、2回目に押すとトークが無効になります。 |
Latch/Mom(ラッチ/モーメンタリー) | このオプションにより、混合的な操作が可能となります。短く押すとラッチトグルとして機能し、長く押すとモーメンタリーコミュニケーションが可能となります。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Talk Mode |
オプションの範囲: | Disabled、 Momentary、 Latch、 Latch/Mom |
デフォルト: | Latch/Mom |
PRIORITY(プライオリティ)
チャンネルには、3つのプライオリティを設定することができます。例えば、プライオリティの高いチャンネルが送信した場合、プライオリティの低い通信を減衰させることができます(プライオリティディム)。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Priority |
オプションの範囲: | Low(低)、Normal(中)、High(高) |
デフォルト: | Normal(中) |
LISTEN MODE(リッスンモード)
リッスン 状態は、ミュートまたはミュート解除されたチャンネルを定義します。 Listenモード オプションは、チャンネルのリッスン状態を切り替えるかどうか、また切り替える方法を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Listen On Talk(リッスン・オン・トーク) | このモードは、チャンネルで トークがアクティブになるとすぐに、チャンネルの リッスン 状態を有効にします(ミュート解除)。チャンネルでトークを無効にすると、再び リッスン 状態を無効にします(ミュート)。 |
No Listen On Talk(リッスン・オン・トークなし) | アクティブなトークはチャンネルの リッスン 状態に影響しないが、チャンネルは アイソレート 機能を尊重します。 |
Ignore Isolate(アイソレート無視) | このモードでは アイソレート 機能を無視します。 |
Fixed(固定) | このモードでは リッスン 状態は変化しません。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen Mode |
オプションの範囲: | Listen On Talk、 No Listen On Talk、 Isolate Ignore、 Fixed |
デフォルト: | Listen On Talk |
CALL MODE(コールモード)
このオプションは、チャンネルでコール信号を送信と受信ができるか、またはそのどちらかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled(無効) | このオプションは、チャンネルのすべてのコール信号を無効にします。 |
Recv Only(受信のみ) | このチャンネルでコール信号の受信が可能です。 |
Send Only(送信のみ) | このチャンネルにコール信号の送信が可能です。 |
Send/Recv(送信/受信) | このモードでは、チャンネル上でコール信号の送受信が可能です。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Call Mode |
オプションの範囲: | Disabled、 Recv Only、 Send Only、 Send/Recv |
デフォルト: | Send/Recv |
CUE MODE(キューモード)
キューモード は、入力されたキュー信号をどのように処理するかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Normal(通常) | このオプションにより、手動のredy reply(レディリプライ)の3段階のキュー信号が可能となります。 |
Auto Answer(自動応答) | このオプションは、このチャンネルに入力されたキュー信号に自動的に応答し、レディ・アンド・ゴーの有効段階を短縮します。 |
Ignore(無視) | このオプションは、入力されたキュー信号を無視します。送信されたキュー信号は、他の機器によって応答される場合があります。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Cue Mode |
オプションの範囲: | Normal、 Auto Answer、 Ignore |
デフォルト: | Normal |
CHANNEL MODE(チャンネルモード)
チャンネルモード は、複雑なチャンネル構成を可能にするシンプルな自動化を可能にします。自動リプライやGPIOコントロールなどはここで設定することができます。
モード | 説明 |
---|---|
Normal(通常) | これはデフォルトの設定です。音声通信を受信しても、チャンネルは何もしません。 |
No Reply(リプライなし) | このオプションは、そのチャンネルの 応答/リプライ 機能を無効にします。 |
Reply Direct(直接リプライ) | このオプションを設定すると、 応答/リプライ 機能は、グループの最後にアクティブになったメンバーに対してのみリプライします。 |
Auto Reply(自動リプライ) | このオプションは、音声通信を受信すると同時に、そのチャンネルのトーク機能を自動的に作動させます。 |
Autotalk(オートトーク) | このオプションは、有効な入力がアクティブになると同時に、チャンネルを自動的に開きます。 |
Solo Talk(ソロトーク) | このオプションは、チャンネル自体のトーク機能がアクティブに設定されている場合、自動的に他のチャネルのトーク機能を無効にします。 |
Flex(フレックス) | このオプションは、ユーザーのFlexlistをチャンネル上で有効にし、チャンネルの宛先を素早く変更できるようにします。
Flexlistは、チャンネル を押し または を引き上げることで呼び出すことができます。 |
GPIO Control(GPIO コントロール) | これは、チャネル上で特殊GPIOコントロールデータパケットを送信し、チャネルのためのトーク機能を無効にします。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Channel Mode |
オプションの範囲: | Normal、 No Reply、 Reply Direct、 Auto Reply、 Autotalk、 Solo Talk、 Flex、 GPIO Control |
デフォルト: | Normal |
Special Channels(スペシャルチャンネル)
各ユーザーには、通常の32チャンネルに加え、さらに4つのスペシャルチャンネルがあります。
- The temporary duplex channel for private communications.(プライベート通信のため一時的な二重チャンネル)
- The passive program audio channel.(パッシブ(受動)プログラムオーディオチャンネル)
- The passive annoucements channel.(パッシブ(受動)アナウンスチャンネル)
- The passive emergency channel.(パッシブ(受動)エマージェンシーチャンネル)
Direct(ダイレクト)
ダイレクトチャネルは一時的であり、双方向に機能します。
32チャンネルのいずれにも設定されていないリモートユーザーが、このデバイスにリンクされているユーザーにコンタクト (音声通信、コール信号、キュー信号)すると、すぐにこのチャンネルが作成されます。
LEVEL(レベル)
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Level |
オプションの範囲: | Mute、-40 dB ~ +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
PRIORITY(プライオリティ)
チャンネルには3つのプライオリティを設定することができます。例えば、プライオリティの高いチャンネルが送信した場合、プライオリティの低い通信を減衰させることができます(プライオリティディム)。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Priority |
オプションの範囲: | Low、 Normal、 High |
デフォルト: | Normal |
CUE MODE(キューモード)
キューモード は、入力されたキュー信号をどのように処理するかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Normal(通常) | このオプションにより、マニュアル・レディ・リプライの3段階のキュー信号が可能となります。 |
Auto Answer(自動応答) | このオプションは、このチャンネルに入力されたキュー信号に自動的に応答し、レディ・アンド・ゴーの有効段階を短縮します。 |
Ignore(無視) | このオプションは、入力されたキュー信号を無視します。送信されたキュー信号は、他の機器によって応答される場合があります。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Cue Mode |
オプションの範囲: | Normal、 Auto Answer、 Ignore |
デフォルト: | Normal |
Program(プログラム)
プログラムオーディオのチャンネルはパッシブ(リッスンのみ)であり、ユーザーはこのチャンネルのオーディオしか受信できません。このチャンネルはグループを通してオーディオを受信し、独立した音量コントロールがあり、ユーザーが32の通常チャンネルでオーディオ信号を受信する際にディミングに対応します。
ASSIGN(アサイン)
このメニューでは、チャネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューに入ると、アクティブな設定ファイルの利用可能なグループとユーザーに簡単にアクセスできるプレフィルタが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Assign |
オプションの範囲: | None、 Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL(レベル)
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Level |
オプションの範囲: | Mute、 -40 dB ~ +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
DIM(ディム)
プログラムオーディオチャンネルは、他のチャンネルがアクティブになると同時に、自動的に減衰することができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Dim |
オプションの範囲: | Mute、24 dB ~ -6 dB、Off (6 dB 刻み) |
デフォルト: | Off |
Announce(アナウンス)
アナウンスチャネルは、通常のチャネルよりも高いプライオリティで送信するパッシブチャネル(リッスンのみ)です。このチャンネルにオーディオが入ると、 プライオリティディム の設定に応じて、通常のチャンネルの通信を減衰させることができます。
アナウンスチャンネルは、グループを通してオーディオを受信します。このチャンネルにオーディオを送信するには、設定されたグループをユーザーの32の通常チャンネルのいずれかにアサインする必要があります。
警告:グループを介した通信は、進行中のユーザー通信を中断させる可能性があるため、アナウンスチャネルのソースグループへのトークアクセスは慎重に設定してください。
ASSIGN(アサイン)
このメニューでは、チャネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューに入ると、アクティブな設定ファイルの利用可能なグループとユーザーに簡単にアクセスできるプレフィルタが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Announce ▸ Assign |
オプションの範囲: | None、 Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL(レベル)
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Announce ▸ Level |
オプションの範囲: | Mute、 -40 dB ~ +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
Emergency(エマージェンシー(緊急))
エマージェンシーチャンネルは、最優先で送信されるパッシブチャンネル(リッスンのみ )です。このチャンネルでオーディオを受信すると、32の通常チャンネルでの通信はすべてミュートされます。
エマージェンシーチャンネルは、グループを通してオーディオを受信します。このチャンネルにオーディオを送信するには、設定されたグループをユーザーの32の通常チャンネルのいずれかにアサインする必要があります。
警告:グループを介した通信は進行中のユーザー通信を中断する可能性があるため、エマージェンシーチャネルのソースグループへのトークアクセスは、慎重に設定してください。
ASSIGN(アサイン)
このメニューでは、チャンネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューに入ると、アクティブな設定ファイルの利用可能なグループとユーザーに簡単にアクセスできるプレフィルタが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Emergency ▸ Assign |
オプションの範囲: | None、 Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL(レベル)
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Emergency ▸ Level |
オプションの範囲: | Mute、 -40 dB ~ +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
Flexlist
このメニューでは、ユーザーの Flexlistをカスタマイズすることができます。
ADD(追加)
メニューの一番下にある - Add - という入力で、最大20人のユーザーまたはグループを追加することができます。既存のアサインを選択すると、そのアサインを変更または削除することができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Flexlist |
オプションの範囲: | Add、 Flexlist entries |
デフォルト: | 未設定 |
Settings(設定)
ユーザー設定では、グローバルな通信機能を設定します。これらの設定は全チャンネルの通信に影響し、チャンネル単位で調整することはできません。
ACTIVE TIME(アクティブ時間)
Active Time は、最後の音声送信が受信された後、チャネルを アクティブに保つレイテンシー(遅延)を定義します。この主な用途は、再び非アクティブになる前に、ユーザーに送信チャネルを識別する機会を与えることです。
警告:この設定は、 Answer 状態をアクティブに設定することにより、 Answer/Reply などGreen−GOエンジンの一部の機能に直接影響します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Active Time |
オプションの範囲: | 0.5秒、1秒、2秒、5秒、30秒、60秒、120秒 |
デフォルト: | 5秒 |
REPLY MODE(リプライモード)
リプライモード は、Answer/Reply(応答/リプライ)機能の動作を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled(無効) | このオプションは、 Answer/Reply 機能を無効にします。 |
Active(アクティブ) | このオプションは、現在進行中のすべての音声通信に応答する Answer/Reply 機能を有効にします。 |
Last(ラスト) | このオプションは、最後に受信した送信にのみ応答する Answer/Reply 機能を有効にします。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Reply Mode |
オプションの範囲: | Disabled、 Active、 Last |
デフォルト: | Last |
ISOLATE(アイソレート)
この機能は、 アクティブトーク が有効でないすべてのチャンネルをミュートします。どのチャンネルもトーク機能が有効でなくなると、すぐにチャンネルのミュートが解除されます。
この機能は、多忙なシステムで受信するオーディオをコントロールするのに役立ちます。受信するオーディオをアクティブなユーザー通信に限定することができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Isolate |
オプションの範囲: | Disabled、 Enabled |
デフォルト: | Disabled |
TONE LEVEL(トーンレベル)
トーンレベル は、キュー信号や Alert Callなど、すべてのアラーム信号の音量を定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Tone Level |
オプションの範囲: | Mute、 -24 dB ~ 0 dB (6 dB刻み) |
デフォルト: | -12 dB |
ALERT TONE(アラートトーン)
この設定は、 Alert Call やキュー信号などのアラーム信号の種類を定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Alert Tone |
オプションの範囲: | Fast、 Slow、 Pulse |
デフォルト: | Fast |
ROOM(ルーム)
この設定は、設定ファイルから利用可能であり、ユーザーをルームにアサインします。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room |
オプションの範囲: | None、 Available Rooms |
デフォルト: | 未設定 |
ROOM DIM(ルームディム)
Room Dim オプションは、設定されたルームからのオーディオ信号を減衰させるかどうか、またどのように減衰させるかを設定します。この設定によって影響を受ける出力は、 Room Outputオプションで定義されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room Dim |
オプションの範囲: | Mute、 -24db ~ -6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
ROOM OUTPUT(ルーム出力)
Room Output オプションは、設定されたルームからのオーディオ信号が減衰されるハードウェア出力を定義します。減衰自体は Room Dimの設定によって設定されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room Output |
オプションの範囲: | 両方、1、2 |
デフォルト: | 両方 |
PRIORITY DIM(プライオリティディム)
Priority Dim のプロパティは、プライオリティの高いチャンネルで音声が伝送されているときに、プライオリティの低いチャンネルをどの程度減衰するかを定義します。32の一般的な各チャンネルは、それぞれ3つのプライオリティのうち1つを持つことができます。
この設定を有効にし、チャンネルのプライオリティを定義することで、通信量の多いユーザーステーションの管理に役立ちます。
警告:この設定は、スペシャルチャンネルである Emergency または Program Audioの動作には影響を与えません。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Priority Dim |
オプションの範囲: | Mute、 -24db ~ -6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
POPUP(ポップアップ)
この設定は、ユーザーにポップアップを表示するかどうか、またどのようなポップアップを表示するかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
System Only(システムのみ) | これは最低限必要なものです。設定への参加など、システムイベントのポップアップは常に表示されます。 |
Cue(キュー) | このオプションは、システム通知とキュー信号の着信をポップアップで表示します。 |
Cue+Direct(キュー+ダイレクト) | このオプションは、システムイベント、キュー信号、および、一時的な直接通信のためのスペシャルチャンネルでの通信のポップアップを有効にします。 |
Cue/Direct/Extended(キュー/ダイレクト/拡張) | このオプションは、システムイベント、キュー信号、ダイレクトチャンネル通信、および、UIで直接利用できないチャンネル(非表示)の通信のポップアップを有効にします。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Popup |
オプションの範囲: | System Only、 Cue、 Cue+Direct、 Cue/Direct/Extended |
デフォルト: | Cue/Direct/Extended |
CUE TIMEOUT(キュータイムアウト)
この設定は、GOキュー信号のホールド時間を定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Cue Timeout |
オプションの範囲: | 0.5秒、1秒、2秒、5秒、30秒、60秒、120秒 |
デフォルト: | 5秒 |
Script(スクリプト)
Loaded Script(ロードスクリプト)
このメニューは、現在ロードされているスクリプトを表示し、設定に保存されている任意のスクリプトを読み込むことができます。
AVAILABLE SCRIPTS(利用可能なスクリプト)
このサブメニューは、現在ロードされているスクリプトをクリックすることで利用でき、設定ファイルに保存されているすべてのスクリプトを一覧表示します。
セットアップメニュー: | User ▸ Scripts ▸ Script Name |
オプションの範囲: | 利用可能なスクリプト |
デフォルト: | 未設定 |
Status(ステータス)
このプロパティは、現在ロードされているスクリプトの現在のステータスを示します。
Audio(オーディオ)
オーディオ サブメニューには、ユーザーのオーディオ入力と出力に関連するすべての設定が含まれます。
Green−GOベルトパックでは、1つのオーディオプロファイルのみが利用可能です。オーディオプロファイルは、ユーザーのオーディオ入力および出力に関連するすべての設定を保存します。
SIDETONE(サイドトーン)
サイドトーン プロパティは、ヘッドセット出力にフィードバックされるユーザー入力の量を設定します。アクティブにすると、信号のフィードバックを防ぐために、サイドトーンがデバイスのフロントスピーカーにルーティングされることはありません。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Sidetone |
オプションの範囲: | Mute、-40 dB - 0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
GAIN(ゲイン)
入力 ゲイン は、入力信号の増幅率を設定します。この設定範囲は、選択された入力ソースに依存します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gain |
オプションの範囲: | ヘッドセット +30dB~+60dB(1dB刻み) |
デフォルト: | なし |
COMPRESSOR(コンプレッサー)
これは、この設定で有効になるシンプルな コンプレッサー です。入力信号の大きな音量部分を減衰させることでダイナミックレンジを狭め、歪んだオーディオを送信しにくくします。この設定を有効にすると、コンプレッサーのタイミングを調整することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Compressor |
オプションの範囲: | Off(オフ)、Fast(速い)、Med(中間)、Slow(遅い) |
デフォルト: | Med(中間) |
GATE THRESHOLD(ゲートスレッショルド)
ゲートスレッショルド オプションは、ノイズゲートがマイクを開くためのスレッショルド(閾値)を定義します。設定された閾値以下のオーディオ信号はカットされ、送信されません。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gate Threshold |
オプションの範囲: | -50 dB~-25 dB(5 dB刻み)、Off |
デフォルト: | -50 dB |
GATE HOLD(ゲートホールド)
ゲートホールド プロパティは、ノイズゲートが一度作動した後、再び閉じるまでの時間を定義します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gate Hold |
オプションの範囲: | Short(短い)、Medium(中間)、Long(長い)、Xlong(とても長い) |
デフォルト: | Medium(中間) |
SOURCE(ソース)
ソース メニューでは、ユーザーの入力ソースとして、デバイスのオーディオ入力またはテストトーンを選択することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Source |
オプションの範囲: | ヘッドセット、375Hz、1kHz、1.2kHz、2.5kHz |
デフォルト: | ヘッドセット |
HEADSET BIAS(ヘッドセットバイアス)
ヘッドセットバイアス オプションにより、XLR4コネクターに接続されたヘッドセットのエレクトレットマイクまたはコンデンサーマイクに最大2.5Vの電力を供給できます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Headset Bias |
オプションの範囲: | Off、 On |
デフォルト: | Off |
OUTPUT LIMITER(出力リミッター)
出力リミッターオプションにより、ユーザーのオーディオ出力にシンプルなリミッターを設定することができます。このリミッターは、ユーザーのチャンネルミックスの最も大きな音量部分を減衰させ、信号のクリッピングを防止します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Output Limiter |
オプションの範囲: | -24 dB~-6 dB(6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | -6 dB |
MAIN LEVEL(メインレベル)
メインレベル は、すべてのデバイス出力のマスターとして機能します。すべての出力レベルを同時に素早く下げたり上げたりすることが可能です。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Main Level |
オプションの範囲: | Mute, -40 dB ~ +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
Device(デバイス)
デバイス サブメニューは、デバイスに関連する設定を行います。
UI MODE(UIモード)
設定「UIモード」は、ユーザーインターフェースのレイアウトをコントロールします。
モード | 説明 |
---|---|
2チャンネル | このモードでは、ユーザーの最初の2つのチャンネルで、 トークおよび コール機能に直接アクセスすることができます。 |
3チャンネル | このモードでは、ユーザーの最初の3つのチャンネルが直接利用可能になり( トーク)、拡張チャンネル表示または コール機能に直接アクセスできるようになります。 |
4チャンネル | このモードでは、ユーザーの最初の4チャンネルの トーク機能に直接アクセスすることができます。 |
ヒント:利用可能なUIモードと各ボタン割り当ての詳細については、UI モードを参照してください。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ UI Mode |
オプションの範囲: | 2チャンネル、3チャンネル、4チャンネル |
デフォルト: | 2チャンネル |
ENC LEFT(エンコーダー左)
この設定では、
の回転の動作を設定できます。
動作 | 説明 |
---|---|
Disabled(無効) | エンコーダーの回転は機能しません。 |
Main Volume(メイン音量) | エンコーダーの回転で機器のメイン音量をコントロールします。 |
Program(プログラム) | エンコーダーの回転でプログラムオーディオチャンネルの音量を調節します。 |
Sidetone(サイドトーン) | エンコーダーの回転でサイドトーンの音量を調節します。 |
Channel 1 ‒ 4(チャンネル1から4) | エンコーダーの回転で特定のチャンネルの音量を調節します。 |
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Enc Left |
オプションの範囲: | Disabled、Main Volume、Program、Sidetone、Channel 1、Channel 2、Channel 3、Channel 4 |
デフォルト: | Main Volume |
ENC RIGHT(エンコーダー右)
この設定では、
の回転の動作を設定できます。
動作 | 説明 |
---|---|
Disabled(無効) | エンコーダーの回転は機能しません。 |
Main Volume(メイン音量) | エンコーダーの回転で機器のメイン音量をコントロールします。 |
Program(プログラム) | エンコーダーの回転でプログラムオーディオチャンネルの音量を調節します。 |
Sidetone(サイドトーン) | エンコーダーの回転でサイドトーンの音量を調節します。 |
Channel 1 ‒ 4(チャンネル1から4) | エンコーダーの回転で特定のチャンネルの音量を調節します。 |
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Enc Right |
オプションの範囲: | Disabled、Main Volume、Program、Sidetone、Channel 1、Channel 2、Channel 3、Channel 4 |
デフォルト: | Main Volume |
EXTENDED(拡張)
拡張 プロパティは、ユーザーが extendedチャンネルビューにアクセスできるかどうかを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ UI Mode |
オプションの範囲: | Disabled、Enabled |
デフォルト: | Enabled |
BUZZER(ブザー)
ブザー プロパティは、内蔵のピエゾスピーカーから、アラートコールまたはキュー信号のためのアラームトーンを送信するかどうかコントロールします。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Buzzer |
オプションの範囲: | Disabled、Enabled |
デフォルト: | Enabled |
FLIP(フリップ)
フリップ プロパティは、カラー有機ELディスプレイの方向を定義します。
オプション | 説明 |
---|---|
No Flip(フリップなし) | ディスプレイは通常通りの方向に向けられます。 |
Main(メイン) | このオプションは、以下のスクリーンを180度フリップさせます:
|
Menu(メニュー) | このオプションは、セットアップメニューを180度フリップさせます。 |
Both(両方) | このオプションは、すべてのスクリーンを180度フリップさせます。 |
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Flip |
オプションの範囲: | No Flip、Main、Menu、Both |
デフォルト: | No Flip |
LED INTENSITY(LEDの輝度)
LEDの輝度 のオプションは、ステータスおよびボタンのバックライトの明るさをコントロールします。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ LED Intensity |
オプションの範囲: | Min(最小)、1から6(1刻み)、Max(最大) |
デフォルト: | 4 |
LED TIMEOUT(LEDタイムアウト)
LEDタイムアウト オプションは、デバイスのステータスおよびボタンのバックライトがScreen Timeoutによってコントロールされるかどうかを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ LED Timeout |
オプションの範囲: | Disabled、 Enabled |
デフォルト: | Disabled |
SCREEN TIMEOUT(スクリーンタイムアウト)
スクリーンタイムアウト オプションは、デバイスがアイドル状態のときに、すべてのディスプレイをオフにするタイマーを設定します。ユーザーによる操作または通信があると、タイマーが再開され、ディスプレイが再アクティブ化します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Screen Timeout |
オプションの範囲: | 常時オン、1分、10分、1時間、10時間 |
デフォルト: | 1時間 |
Config(コンフィグ)
コンフィグ サブメニューでは、Green−GOコントロールソフトウェアを使用せずにデバイスに設定を読み込むことができます。
ヒント: 現在使用している設定は、 Info サブメニューで確認できます。
Join Config (コンフィグへの参加)
このサブメニューでは、ローカルネットワーク内のアクティブな設定をすべて一覧表示します。ただし、現在使用されているデバイスの設定は表示されません。
AVAILABLE CONFIGURATIONS(利用可能なConfig)
任意の項目をクリックすると、確認画面が表示されます。オプションの Join を押すと、Configがデバイスにロードされます。
お知らせ:Configのセキュリティ設定によっては、Joinを許可する前にConfigパスワードの入力を求められる場合があります。
セットアップメニュー: | Config ▸ Join Config ▸ Configuration Name |
Default Configuration(デフォルトコンフィグ)
このサブメニューでは、カスタムのデフォルト設定をロードすることができます。
ヒント:Green-GO Controlソフトウェアをヘルプを使用して、カスタム設定を定義できます。 (../ software/views/config.md#default-config)
LOAD(ロード)
工場出荷時のコンフィグファイルは、「ロード」プロパティをクリックすることにより、ロードできます。
セットアップメニュー: | Config ▸ Default Configuration ▸ Load |
Factory Default(工場出荷時設定)
この設定では、工場出荷時のコンフィギュレーションファイルをロードすることができます。
LOAD(ロード)
Load オプションをクリックすると、工場出荷時のコンフィギュレーションファイルが読み込まれます。
セットアップメニュー: | Config ▸ Factory Default ▸ Load |
DECT
DECT メニューでは、Green−GO WAAワイヤレスアンテナとのペアリングを設定および管理することができます。各無線デバイスはGreen−GO通信ネットワークに接続するためにアンテナとペアリングする必要があります。
ヒント: ワイヤレスXシステムに関するガイドでは、ワイヤレス接続の設定および管理方法について詳しく説明しています。
Mode(モード)
Green−GO 5には、Xシリーズデバイスのために2つのペアリングモード、 X-Pool およびOTA(over-the-air)ペアリングを搭載しています。どちらの方式も互換性はありません。現在どちらのモードを使用しているかに応じて、このメニューのステータスが変化します。
X Pool
X-Pool のペアリング方式は、主にGreen−GOコントロールソフトウェアで設定されます。ただし、デバイスのセットアップメニューでプールの変更またはペアリングの削除は可能です。
ヒント:X−Poolの設定およびペアリングの詳細については、ワイヤレスXシステムに関するガイドをご覧ください。
AVAILABLE POOLS(利用可能なプール)
デバイスのセットアップメニューから X-Pool のペアリングを開始することはできませんが、このオプションからプールの切り替えを行うことは可能です。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Mode: X-Pool ▸ Pool Name |
オプションの範囲: | 既存のプール |
デフォルト: | なし |
DELETE ANTENNA(アンテナの削除)
アクティブなペアリングは、この機能を有効にすることによって削除できます。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Mode: X-Pool ▸ Delete Antenna |
Over-the-Air(OTA)
over-the-air ペアリング方式により、ソフトウェアを必要とせず、素早くアドホックペアリングが可能です。
ヒント:この方式については、「ベルトパックのペアリング方法」の章をご覧ください。
ANTENNA NAME(アンテナ名)
このオプションは、Green−GO WAAワイヤレスアンテナのデバイス名のみを表示します。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Mode: Over-the-Air ▸ Antenna Name |
DELETE ANTENNA(アンテナの削除)
アクティブなペアリングは、この機能を有効にすることによって削除することができます。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Mode: Over-the-Air ▸ Delete Antenna |
Codec(コーデック)
Codec プロパティでは、デバイスが使用するオーディオ品質および無線帯域幅を設定することができます。
オプション | 説明 |
---|---|
Wideband(広帯域) | このモードを有効にすると、ワイヤレス接続はG.722コーデック(100 Hzから7 kHz)を使用します。このコーデックを使用するワイヤレス接続は、2つのDECTタイムスロットを使用してオーディオの質を向上させるが、ワイヤレス使用可能人数が減少します。 |
Narrowband(狭帯域) | このモードを有効にすると、無線接続はG.726コーデック(300 Hz − 3.4 kHz)を使用します。このコーデックを使用する無線接続は、1つのDECTタイムスロットのみを使用し、使用するDECT帯域幅は少なくなりますが、オーディオの質は低下します。 |
セットアップメニュー: | DECT ▸ Codec |
オプションの範囲: | Wideband, Narrowband |
デフォルト: | Wideband |
Information (情報)
情報メニューは、主にDECTモジュールの設定に関する情報を提供します。
REGION(地域)
このオプションは、現在設定されている地域を表示する。このメニューは情報提供のみです。この設定の変更は、Green−GOコントロールソフトウェアでのみ可能です。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Information ▸ Region |
ID
このオプションは、DECTモジュールの固有ID を表示します。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Information ▸ ID |
CLEAR RF(クリアRF)
Clear RF 機能は、DECTモジュールのリセットまたはクリアを可能にします。この機能は、使用するペアリング方式を変更する前に毎回実行する必要があります。
セットアップメニュー: | DECT ▸ Information ▸ Clear RF |
Info (情報)
Info サブメニューでは、必要不可欠な設定を一度に確認することができます。オプションの中には、デバイスまたはシステムをデバッグするためのツールも用意されています。
Name(名前)
このオプションは、デバイス名を表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Name |
Config(コンフィグ)
このサブメニューには、デバイスが現在使用している設定ファイルに関する情報が表示されます。
この情報は、同期がとれていないデバイスに関する問題をデバッグする際に役立ちます。
NAME(名前)
このオプションは、デバイス名を表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Name |
STAMP (スタンプ)
このオプションは、現在アクティブな設定ファイルのタイムスタンプを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Stamp |
SAMPLE RATE (サンプルレート)
このオプションは、現在アクティブな設定ファイルによって使用されるサンプルレートを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Sample Rate |
MULTICAST IP (マルチキャストIP)
このオプションは、設定ファイルの現在設定されているマルチキャストIPを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Multicast IP |
ID
このオプションは、現在アクティブな設定ファイルの固有IDを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ ID |
IP
このサブメニューでは、デバイスの現在のIPアドレスを表示し、リモートIPv4ターゲットにpingを実行し、現在のネットワーク接続を確認できます。
PING
このオプションにより、pingの対象となるIPv4ターゲットを定義することができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ IP ▸ Ping |
PACKETS(パケット)
このオプションにより、pingスクリプトを開始し、定義されたターゲットに10回連続でpingを送信することができます。また、このオプションはパケット総数カウンタとしても機能し、送信されたパケット数を表示します。
ヒント:このオプションを再度有効にすると、スクリプトが再起動します。
セットアップメニュー: | Info ▸ IP ▸ Packets |
Packet Statistics(パケット統計)
Lost(損失)
pingスクリプトの最後の実行中に失われたパケット数を示すカウンターです。
Avg(平均)
pingスクリプトの最後の実行で記録された平均応答時間です。
Min(最短)
pingスクリプトの最後の実行で記録された最短応答時間です。
Max(最長)
pingスクリプトの最後の実行で記録された最長応答時間です。
警告:ローカルのGreen−GOネットワークでは、応答時間は1msを超えないようにしてください。
Firmware(ファームウェア)
このオプションは、デバイスのファームウェアのバージョンを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Firmware |
Serial(シリアル)
このオプションは、デバイスのファームウェアのバージョンを表示します。
セットアップメニュー: | Info ▸ Serial |
Reset To Default(デフォルトに戻す)
このサブメニューでは、機器全体または設定の一部を工場出荷時の設定に戻すことができます。
RESET DEVICE(デバイスのリセット)
このオプションは、デバイスコンフィギュレーションを工場出荷時の設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reset Device |
RESET AUDIO(オーディオのリセット)
このオプションは、オーディオコンフィギュレーションを工場出荷時の設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reset Audio |
RELOAD USER(ユーザーのリロード)
このオプションは、現在のユーザーとそのすべての設定をリロードすることができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reload User |
FACTORY RESET(ファクトリーリセット)
このオプションにより、デバイス全体を工場出荷時の状態に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Factory Reset |
技術仕様
一般事項
コネクター (Neutrik):
1 x XLR4M、 1 x RJ45 etherCON (10/100 Mbps)
ユーザーコントロール:
4 x
、 1 x 、 1 x
ディスプレイ:
1x 0.95"OLEDスクリーン(カラー)
ディスプレイの解像度:
64 x 96ピクセル、15 x 22 mm (H/W)
電源入力:
クイックチェンジNRGP 3、7 V リチウムイオン1800 mAhバッテリー
USB (オプション): 5 Vdc
電力使用量:
通常2ワット、最大2.5ワット
寸法(H/W/D):
46 x 95 x 119 mm
重量:
345g(バッテリー込み)、300g(バッテリーなし)
環境:
周囲温度:0°から+55° C
オーディオ入力
ヘッドセットコネクター
コネクター (Neutrik):
XLR4M(ピン1 & 2)
タイプ:
アンバランス
バイアス電源:
最大2.5 V
増幅範囲:
+30 dBから+60 dB
ノイズ:
-70 dBuから-55 dBu
レイテンシー(有線):
ヘッドセットからヘッドセット:~10 ms
レイテンシー(無線):
ヘッドセットからヘッドセット:~22ms(1ワイヤレス・ホップ)
オーディオ出力
ヘッドセットコネクター
コネクター (Neutrik):
XLR4M(ピン3 & 4)
公称レベル:
0 dBu
最大出力:
+20 dBU
インピーダンス:
120 Ω
無線
DECT
対応する規格:
EU-DECT (CAT-iq V2.0、 V3.0 (部分的))、DECT 6.0 (北米)、 J-DECT (日本)
認証:
ETSI(EU−DECT、ETSI 300 444およびETSI 301 406に準拠)
FCC (DECT 6.0)
MIC (J−DECT認証済み)
周波数帯域:
1870 MHzから1930 MHz
受信感度:
< -93 dBm
トランシーバー出力:
EU:23 dBm (1881から1897 MHz)
アメリカ合衆国:20 dBm (1921から1928 MHz)
日本:23 dBm (1895から1903 MHz)
バッテリー
タイプ:
リチウムイオン
容量:
1800 mAh
公称電圧:
3.7 V
充電電流:
500 mA
寸法 (H/W/D):
14 x 38 x 73 mm
重量:
45 g
環境:
保存周囲温度:0°から35°C