- MCX Rack Station
- MCXD Desktop Station
- MCXEXT Rack Extension
- MCXDEXT Desktop Extension
- WPX Wall Panel X
- BPX Beltpack X
- BPXSP Beltpack X Sport
- RDX Radio Interface
- SI2WR 2-Wire Interface
- SI4WR 4-Wire Interface
- INTX Audio InterfaceX
- Q4WR 4-Wire Interface
- DNTI Dante Interface
- BridgeX Network Interface
最終更新日:2021年12月17日
MCX Rack ユーザーステーション
Green-GO MCX Rack Stationは、最大32の高品質、低レイテンシーのチャンネルや機能に直接アクセスできる、2ページ18フィールドの操作部を持ったラックステーションです。チャンネルや機能の名称、音量レベル、ステータスを表示する3色のTFTタッチスクリーンでコントロールを行います。選択されている機能に応じ、18個のマルチカラープッシュボタンで各チャンネルのトーク、リッスン、コール、キューを操作します。マルチファンクションエンコーダーにより、音量調整やメニュー操作が簡単に行えます。
オーディオは、XLR3F MICコネクター(グースネックマイクは付属しません)から、内臓スピーカーまたはXLR4M HEADSETコネクター(ヘッドホンは付属しません)を通して出力されます。背面パネルには、PoE電源および10/100 Mbpsスイッチ内蔵のイーサネットLANポートが2つ、オプションのDC12V電源用コネクタが1つ、1組の4ワイヤーポート(入力×1、出力×1) とD-SUB 9 GPIOコネクタ(入力×2、出力×2)が1つ装備されています。
追加のGreen-GO MCXEXT Rack Extension またはMCXDEXT Desktop Extension は、MCXのスレーブデバイスとして動作します。最大9台のGreen-GO Multi-Channel RackまたはDesktop Extensionsを、1台ののMCX Rack Stationにディージーチェーン接続することができます。
ボックスの内容
Green-GO MCX Rack Stationには、以下のパッケージ内容が付属します:
- 1 x Green-GO MCX rack station
- 1 x クイックスタートガイド
オプションのGreen-GOアクセサリー
- Green-GO 12V DC電源アダプター
- Green-GO GNM300 及び GNM430グースネックマイク
- Green-GO HS200S片耳 及び HS200D両耳ヘッドセット
- Green-GO PoEネットワークスイッチ
デバイスの概要
フロントパネル
マルチカラーボタン(18個)
18 個のマルチカラーボタンは、主に音声通話用のチャンネルを開いたり、機能を制御したりするために使用されます。二次的な機能として、マルチカラーボタンは、バックライトによって、リンクされたチャンネルのステータスインジケーターとして動作します。
TFTタッチスクリーン(3面)
チャンネルやファンクションに関するステータス情報は、3つのフルカラーTFTタッチスクリーンにわかりやすくコンパクトに表示されます。 各ディスプレイは、自由に設定可能な6つのチャンネルまたは機能のバンクに簡単にアクセスできます。
セットアップボタン
は主にセットアップメニューへの簡単なアクセスを提供します。
シフトボタン
は、チャンネルまたはファンクション操作のためのセカンドレイヤーにアクセスします。
マルチファンクションエンコーダー
マルチファンクション
は回転とクリックが可能で、主にセットアップメニューの操作や音量調整など特定の機能のコントロールに使用されます。
フロントスピーカー
MCX Rack Stationには2Wのスピーカーが内蔵されています。
マイク用 Neutrik XLR3-メス コネクター
XLR3メス マイクロホンコネクターは、オプションでマイクに最大10Vの電力を供給できます。
ヘッドホン用 Neutrik XLR4-オス コネクター
XLR4オスコネクターにはどんなヘッドセットでも接続可能です。内蔵アンプは32Ω~600Ωのインピーダンスレンジをサポートします。
バックパネル
12V DCバレルコネクター
DC12Vバレルコネクターは2次電源入力として機能し、オプションの12V DC電源アダプターと組み合わせて使用することができます。
D-Sub 9 GPIOコネクター
GPIO D-Sub9コネクターは、外部制御インターフェース用に2系統の入出力を備えています。
Neutrik XLR3-メス ライン入力
バランスXLR3メスライン入力コネクターにより、アナログオーディオ信号をグループ経由でGreen-GOインターカムシステムに入力することができます。
Neutrik XLR3-オス ライン出力
バランスXLR3オスライン出力コネクターは、グループからアナログオーディオ信号を外部へ取り出すことができます。
2ポート 10/100 Mbps Neutrik EtherCON スイッチ
Neutrik EtherCONコネクタを備えた2ポート10/100 Mbpsネットワークスイッチです。最初のネットワークポートLAN 1はPoE(IEEE 802.3af)に対応し、デバイスの主電源入力となります。
ユーザーインタフェース
ユーザーインタフェースは、チャンネルおよびファンクションコントロール、設定およびレイヤーコントロール、そして最後にマイクとヘッドホン用のスピーカーおよびコネクターで構成されるオーディオハードウェアの3つに分類することができます。
ヒント:Green-GOシステムでこのデバイスを使用または簡単に設定する方法については、クイックスタートガイドに詳しく説明されています。
チャンネルおよびファンクションコントロール
最初の主要部分は、6つの
と6つのマルチカラー で構成される3つのブロックで構成されています。
各ボタンと対応するタッチ画面は直接リンクしており、チャンネルや機能の情報とステータスを表示します。
ボタンと関連するタッチ画面の機能は、あらゆるユーザーや状況に応じて自由に設定できます。
チャンネルのステータスカラー
工場出荷時のデフォルト設定では、マルチカラー
の信号は以下のチャンネルステータスを示します:カラー | 状態 | ステータス | 説明 |
---|---|---|---|
点灯 | Free | チャンネルに通信ターゲットが割当てられていない | |
点灯 | No Member | このチャンネルで利用可能なリモートデバイスまたはユーザーがない | |
点灯 | Idle | チャンネルが割当てられ、アイドル状態である | |
点灯 | Active | リモートユーザーまたはデバイスのチャンネルトークは作動しているが、 オーディオの送信は行われていない | |
点灯 | Active VOX | チャンネルが音声通話を受信している | |
点滅 | Active Muted | チャンネルはミュート状態だが、音声通話を受信している | |
点灯 | Talk | チャンネルは手動でオープンされ、アクティブな入力からのあらゆるオーディオを送信する | |
点灯 | Autotalk | チャンネルは自動でオープンされ、アクティブな入力からのあらゆるオーディオを送信する | |
点灯 | Call | チャンネルが短いコール信号を受信した | |
点滅 | Alert Call | チャンネルがAlertのコール信号を受信している、または送信している | |
点滅 | Cue Attention | チャンネルがAttentionのキュー信号を受信している、または送信している | |
点灯 | Cue GO | チャンネルがGOのキュー信号を受信または送信している | |
点灯 | GPIO Control | チャンネルがGPIO制御信号を送信している |
チャンネル表示
チャンネルにリンクされると、タッチスクリーンセクションに以下の情報が表示されます:
チャンネルステータス
赤のX は、Green-GO Engineが、設定されたチャンネルターゲットのいずれのリモートデバイスにもアクセスできないことを表します。
チャンネルID
チャンネルのIDを表します。通常、ユーザーはチャンネル1~32にアクセスすることができます。
表示名
チャンネルターゲット(ユーザーまたはグループ)の名称または表示名です。
チャンネルカラー
チャンネルカラーは、チャンネルターゲット(ユーザーまたはグループ)によって定義されます。
チャンネル音量
現在のチャンネルの音量レベルです。
設定およびレイヤーコントロール
ボタン、 ボタン、およびマルチファンクション は、デバイスまたはユーザーインタフェースの設定または操作を行います。
ボタンからはセットアップメニューに直接アクセスすることができます。 ボタンの主な機能は、チャンネル・コントロールとファンクション・コントロールの2つの操作レイヤーを切り替えを行います。マルチファンクション は、音量の調節やデバイスのメニューの操作などを行います。
ユーザーインタフェースの設定
MCX rack および MCXD desktop station のユーザーインターフェースは高度な設定が可能です: 任意の機能またはチャンネルを
と任意の に割り当てることができます。
機能の設定
以下の
の組合せを使用して、ユーザーインタフェースのチャンネルおよび機能を簡単に調整することができます:
- 点滅が始まるまで、 ボタンを押したままにします。
- 設定したいマルチカラー を押します。
このボタン組合せにより、3つ目の画面に該当するセットアップメニューが表示されます。一部の機能には設定メニュー がないものもあり、その場合はこのボタンの組合せは機能しないため注意してください。
ボタンの割当て
以下の
の組合せを使用して、割当ての変更を簡単に行うことができます:
- 18個のマルチカラーボタンおよび が点滅し始めるまで、シフトボタンを押したままにします。
- 設定したいマルチカラー を押します。
これにより、すべてのユーザー標準の機能と 32 チャンネルを含む選択メニューが表示されます。任意の項目を選択すると、対応するマルチカラー
と セクションの機能が変更されます。
UI の割り当ては、セットアップメニューで変更することもできます。
セットアップメニューガイド
ボタンの割当ての変更
Setup Menu
└──> Device
└──> Button Page 1/2
ヒント:ここで、ローカルで行ったすべての変更の設定ファイルへの保存、またはGreen-GO Controlソフトウェアを使用したUIのプリプログラミングが簡単に行えます。
チャンネルFlexlist
FlexlistはGreen-GO5に新たに導入されたUIコンセプトです。
この機能により、ユーザーはチャネルの通信先をあらかじめ定義された20の宛先(ユーザーとグループ)に素早く変更することができます。これにより、ユーザーインターフェースが制限されていたり、多くのチャンネルを使用していたりする機器でも、より多くのチャンネルを快適かつ簡単にコントロールすることができます。
Flexlistの項目は、デバイスのユーザー設定 メニューから直接、またはソフトウェアのヘルプから追加および設定することができます。
Flexlistは、チャンネルのチャンネルモードをFlexに設定することで、チャンネルごとに有効になります。マルチチャンネルでこれを行うことにより、同じFlexlistに個別にアクセスすることができます。
セットアップメニューガイド
デバイスのFlexlistを設定する
Setup Menu
└──> User
└──> Settings
├──> ...
└──> Flexlist ①
├──> ...
└──> - Add - ②
- この設定により、デバイスのFlexlistを設定することができます。
- Flexlistには、最大20個の項目を追加することができます。既存の項目を選択し、「None」オプションを選択することで削除することができます。
チャンネルのモードをFlexに設定する
Setup Menu
└──> User
└──> Channels
└──> CH
├──> ...
└──> Channel Mode: Flex ①
- Flexlistは、チャンネルのモードがFlexに設定されると同時に利用可能になります。
チャンネルの登録先を変更する
画面機能をListenに設定した状態で、チャンネルの セクションをタッチすることで、Flexのチャンネル登録先を変更します。
これにより、Flexlistの選択メニューが開き、
を回転させることで操作できるようになります。 新たな登録先は、 をクリックして選択します。
注意:チャンネルモード:Flexに設定したチャンネルは、単に セクションをタッチするだけではミュートにならないことに注意して下さい。ミュートにするには、チャンネルの セクションを押したまま、 をクリックする必要があります。
機能
MCX Rack Stationには、どの
や セクションにもアサインできる便利なデフォルト機能が用意されています。
一般的な機能
チャンネル1~32
チャンネル機能により、デバイス上のユーザーのチャンネル設定をカスタマイズすることが可能になります。
機能なし
この機能は、誤って操作してしまわないように、
およびその セクションを完全にクリアするために使用できます。
スクリーン機能のスイッチ
MCX Rack と MCXD Desktop Station は、主に
セクションの操作を決定する3つのモードで操作することができます。これらの機能により、3つの操作モードを切り替えることができます: Listen、Call、Cue
注意:マルチカラー・ボタンは、アクティブな操作モードに関係なく、通常は音声通話用のチャンネルを開きます。モード間の切り替えは、オプションの Button Mode が Modeに設定されている場合にのみ、ボタンの機能に影響します。
Listenモード
この機能は、操作のモードを音声通話に切り替えます。
この機能が有効になっていると、いずれかの割り当てられたチャンネルの
セクションをタッチすることによりミュートまたはミュート解除することができます。 を押し、 を回転させることでチャンネルの音量を調整することができます。
ヒント:このモードでは、マルチカラーボタン用のTalk機能が有効になるため、オプションのボタンモードをModeに設定する必要があることに注意してください。
Callモード
この機能により、操作モードがコール信号に切り替わります。この機能を有効にすると、割り当てられたチャンネルの
セクションをタップするとコール信号を送信します。
タッチスクリーンセクションを3秒以上押し続けると、タッチスクリーンセクションを再び離すまでアラームコールが送信されます。
Listen / Callモード
この機能は、通信モードListenとCallを切り替えるトグルスイッチとして機能します。
マルチカラーListen機能が優先されます。
で機能を(再)アクティブ化すると、
Cueモード
この機能により、操作モードがキュー信号に切り替わります。この機能を有効にすると、割り当てられたチャンネルの
セクションをタップしてキュー信号を開始することができます。
attentionキュー信号が送られます。タッチスクリーンを再度タップすると、キューのフェーズが進行します。
セクションに触れたときの動作は変更することができます。通常、選択されたチャンネルに
この動作は、その機能のタッチスクリーンセクションを押すことで、 Direct GOのキュー信号を送信するように変更することができます。どのモードが現在有効になっているかは、それぞれの機能で確認できます:
- Cue GOは通常の操作で、上述のとおりです。
- Direct GOは、選択されたチャンネルにDirect GOの信号を送信します。このモードでは、 attentionや readyフェーズはスキップされます。
注意:送信されるキューの操作は、スクリーン機能のキューモードがアクティブな場合にのみ可能です。他のスクリーン機能(ListenやCall)を使用しているときは、送信したキュー信号は表示されたままですが、クリアや進行はできません。
通信コントロール
Isolate(アイソレート)
この機能は、アクティブトークが有効になっていないすべてのチャンネルをミュートします。トーク機能が有効になっているチャンネルがなくなると、すぐにミュートが解除されます。
この機能は、処理の多いシステムで受信するオーディオをコントロールするのに役立つものです。音声の受信をアクティブなユーザー通信に制限します。
注意:Isolate機能を使用すると、ユーザーが現在話しているチャンネル以外のすべてのチャンネルが切断されることにご注意ください。ミュートされたチャンネルでは、コール信号またはキュー信号によってのみアクセス可能となります。
オーディオプロファイルの選択
この機能は、2つのデバイスオーディオプロファイルの切り替えスイッチとして機能し、素早い切り替えを可能にします。
オーディオプロファイルは、アクティブな入力の設定を含み、利用可能な出力のレベルを保存します。
ヒント:
ボタンを組み合わせると、両方のオーディオプロファイルの設定がワンクリックで完了します。
Answer(アンサー)/Reply(リプライ)
この機能により、通信中の音声に応答することができます。この機能は常にモメンタリースイッチとして動作し、プッシュ・ツー・トークスタイルの通信のみを可能にします。
リンク先のユーザーまたは返信先のチャンネルが表示されます。
Reply Modeの設定により、この機能は最後に開いたチャンネルへの応答のみか、現在進行中のすべての通話への応答のみを行います。
注意:この機能は、最後に受信した送信の後もアクティブなままであることに注意してください。ディレイはアクティブタイムの設定によって決まります。
Mic Kill(マイクオフ)
Mic Kill機能(マイクオフ)はチャンネル上で現在アクティブなすべてのユーザーのトーク機能を無効にするリモートスイッチとして機能します。
この機能はグループとユーザーをチャンネルターゲットとして機能します。
注意:この機能は、進行中のユーザー・コミュニケーションを妨害する可能性があるため、注意して使用してください。
Coughミュート(カフ)
この機能により、現在アクティブなユーザーの入力を一時的にミュートすることができます。
または を押している間、マイクはミュートされます(モメンタリ)。
この機能がアクティブになっている間、チャンネルの トークは有効となります。
Cueキャンセル
この機能により、すべてのキュー信号または選択されたキュー信号の送信を中止することができます。
選択したキュー信号を中止するには、チャンネルの
セクションとマルチカラー を同時に押す必要があります。
現在送信されているすべてのキュー信号を中止するには、機能自体の
とその のセクションを押します。
ヒント:ボタンモードがModeに設定されている場合、チャンネルの を使用してキュー信号を中止することもできます。
音量コントロール
これらの機能は、主に
を利用して音量のコントロールを行います。
スピーカーの音量レベル (Speaker Level)
この機能により、内臓スピーカーの音量を調節することができます。
設定した音量は、現在アクティブなオーディオプロファイルに保存されます。
ヘッドセットの音量レベル (Headset Level)
この機能により、接続されたヘッドセットの音量を調節することができます。
設定した音量は、現在アクティブなオーディオプロファイルに保存されます。
ライン出力の音量レベル (Line Out Level)
この機能により、背面のXLR3ライン出力から出力される音量レベルを調節することができます。
設定した音量は、現在アクティブなオーディオプロファイルに保存されます。
メインの音量レベル (Main Level)
この機能は、デバイスの現在のメインボリュームについてステータス情報を提供します。
この機能は、メインボリュームを調整するために使用する必要はありません!
Directの音量レベル (Direct Level)
この機能により、特別なDirectチャンネルの音量を調節することができます。
プログラムオーディオの音量レベル (Program Audio Level)
この機能により、特別なプログラムオーディオチャンネルの音量を調節することができます。
アナウンスの音量レベル (Announcement Level)
この機能により、特別なアナウンスチャンネルの音量を調節することができます。
エマージェンシーの音量レベル (Emergency Level)
この機能により、特別なエマージェンシーチャンネルの音量を調節することができます。
ライン入出力エンジン
MCX rack stationは、限定された機能を備え、独立して動作する、ライン入出力用のセカンダリーGreen-GO Engineを備えています。
ライン入出力は、外部オーディオをグループにインポート、またはグループをライン出力にエクスポートするために使用することができます。
あるいは、ライン入出力を「ユーザー」のGreen-GOエンジンの入出力に使用することもできます。
注意:XLR3ライン入力/出力ポートは、標準のGreen-GOオーディオインターフェースと比較すると機能が限定されています。
グループとの統合は可能ですが、ユーザーから独立して使用する場合、GPIOコントロール、Cueシグナル、Callシグナルなどの拡張機能は使用できません。
ライン入力
ライン入力は、グループを通してシステム内の他のユーザーに音声を送信することができます。デバイス背面のアナログ・オーディオ・ライン入力の利用例としては、外部のアナログ・プログラム・オーディオを、システムの複数のユーザーに専用のオーディオ・インターフェースを使わずに伝送することなどが考えられます。
オーディオ設定とオーディオの宛先(グループ)はDevice設定で設定できます。
Setup Menu ガイド
ライン入力
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line In
├──> Assign ①
├──> Gain ②
├──> Compressor ③
├──> Gate Threshold ④
└──> Gate Hold ⑤
- この入力の宛先(グループ)を設定します。
- 信号の入力ゲインを設定します。
- 入力信号に対してコンプレッサーを設定します。
- 入力信号に対してノイズゲートを設定します。
- ゲート・ホールドのタイミングを設定します。
ライン入力をUserの入力ソースとして設定
Setup Menu
└──> Audio
└──> Audio Profile 1/2
├──> ...
├──> Source: Line In ①
└──> ...
- ライン入力をユーザーの入力ソースとします。
ライン入力の設定
宛先の設定
外部のオーディオソースを、ライン入力を使用してGreen-GOシステムにインポートするには、そのオーディオ信号を送信するグループを割り当てる必要があります。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line In
├──> Assign: ①
└──> ...
- ライン入力にグループを割り当てます。
入力信号のレベル調整
次に、ライン入力セットアップメニューの右側にあるVUメーターを使用して、入力信号のピーク値が0dB付近になるようにレベルを調整します。
最良の結果を得るために、この工程の間はゲート・スレッショルドとコンプレッサーを無効にすることを強くお勧めします。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line In
├──> ...
├──> Gain ①
├──> Compressor: Off ②
├──> Gate Threshold: Off ③
└──> ...
- 信号の入力ゲインを設定します。
- 入力信号のレベル調整時にコンプレッサーを無効にします。
- 入力信号のレベル調整時にノイズゲートを無効にします。
コンプレッサーとゲート
コンプレッサーは、入力信号のダイナミックレンジが広すぎて、信号が定期的にクリップする場合に有効にします。
ゲート・スレッショルドはノイズゲートとして機能し、有効にすることでバックグラウンドノイズの送信を回避することができます。通話を妨げないように、この設定は慎重に行なってください。
Setup Menu ガイド
コンプレッサーの設定
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line In
├──> ...
├──> Compressor ①
└──> ...
- 入力信号にコンプレッサーを設定します。
ゲートの設定
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line In
├──> ...
├──> Gate Threshold ①
└──> Gate Hold ②
- 入力信号にノイズゲートを設定します。
- ゲート・ホールドのタイミングを設定します。
ユーザーの入力としてライン入力を設定する
ライン入力をユーザーのオーディオ入力として使うことも可能です。 これは、ユーザーのワークフローで使用する外部マイクやオーディオソースを統合するのに便利です。
これを行うには、利用可能な2つのオーディオプロファイルのうち、一方のソースを調整する必要があります。設定を行うと、ユーザーの入力および潜在的に設定されているグループに入力がルーティングされま す。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Audio
└──> Profile (n)
├──> ...
├──> Source: Line In ①
└──> ...
- ライン入力をユーザーの入力ソースとして設定します。
ライン出力
ライン出力は、外部レシーバーにグループの音声信号を出力することができます。かりやすい使用例として、より大勢の聴衆に向けて外部スピーカーへの送信が必要なアナウンスチャンネルが挙げられます。
また、ライン出力を使用して、ユーザーの出力としてよりパワフルなアクティブスピーカーを接続することもできます。
Setup Menu ガイド
Line Output(ライン出力)
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line Out
├──> Assign ①
├──> Level ②
├──> Limiter ③
└──> Loopback ④
- ライン出力のソース(グループ)を定義します。
- ライン出力の信号レベルを設定します。
- 出力信号のリミッターを設定します。
- ライン入力の信号をライン出力にルーティングする。
ユーザー出力としてのライン出力
Setup Menu
└──> Audio
└──> Audio Profile n
├──> ...
├──> Line Out Level ①
└──> ...
- ユーザーのチャンネルミックスをデバイスのライン出力 にルーティングします。
ライン出力の設定
ライン出力の設定はDeviceセットアップメニューで行います。
ソースの設定
この通話をライン出力にルーティングするためにグループをアサインする必要があります。
さらに、ループバック設定を使って、ライン入力の信号をライン出力にルーティングすることもできます。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line Out
├──> Assign ①
├──> ...
└──> Loopback ②
- ライン出力のソース(グループ)を定義します。
- ライン入力の信号をライン出力にルーティングします。
出力信号のレベル調整
次に、ラインアウト・セットアップ・メニューの右側にあるVUメーターを使って、出力信号を0dB付近のピーク値にレベル調整する必要があります。
最も良い結果を得るためには、この過程ではリミッターを無効にすることを強くお勧めします。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Device
└──> Line In/Out
└──> Line Out
├──> ...
├──> Level ①
├──> Limiter: Off ②
└──> ...
- ライン出力の信号レベルを設定します。
- 出力信号のレベル設定中はリミッターを無効にします。
ライン出力をユーザー出力として設定
ユーザーのチャンネルミックスをライン出力にルーティングすることも可能です。これは、より強力なスピーカーを接続したり、デバイスを既存のセットアップに統合したりするのに便利です。
ユーザーのチャンネルミックスをライン出力にルーティングするには、ユーザーのオーディオプロファイルの1つを調整する必要があります。ルーティングは、プロパティのLine Out Level(ライン出力レベル)を変更することで設定できます。
注意:ユーザーのチャンネルミックスは、 潜在的に設定されたソースグループとミックスされます。
Setup Menu ガイド
Setup Menu
└──> Audio
└──> Audio Profile n
├──> ...
├──> Line Out Level ①
└──> ...
- ユーザーのチャンネルミックスをデバイスのライン出力 にルーティングします。
汎用入出力(GPIO)
リアパネルのGPIOコネクターにより、外部スイッチからリンクされたGreen-GO Engineのコマンドを開始したり、アクティブ、トーク、コール、Cueなどの条件を使用して、外部スイッチ制御のイベントを設定することができます。
D-Sub9のGPIOコネクターは、2つの入力と2つの出力を備え、ピン配列は以下の通りです:
各D-Sub 9 GPIOコネクターは、1つのGreen-GOエンジンとその関連ユーザーに直接リンクされています。
ピン 1 は5ボルト、最大出力電流200mAを供給します。
6 番ピンと 7 番ピンは、共通の汎用グラウンドとなります。
汎用入力
汎用入力を使用して、ユーザーGreen-GO Engineのローカルコマンドをトリガーすることが可能です。ユーザーのチャンネルや通話を外部からコントロールすることができます。
入力は、ノーマルオープン(Normally Open:常時開)またはノーマルクローズ(Normally Close:常時閉)に設定できます。ノーマルオープンに設定すると、設定されたファンクションはスイッチがクローズするたびに実行されます。ノーマルクローズに設定すると、設定された機能はスイッチが開いているときに実行されます。
入力は、グランドに接地することで動作し、オープン電圧は最大+5Vです。
Setup Menu ガイド
GPIO Input
Setup Menu
└──> Device
└──> GPIO
└──> Input 1/2
├──> Function ①
├──> Channel ②
├──> Normaly ③
└──> Status ④
- GPIO入力でトリガーされる機能を定義します。
- この機能のターゲット/チャンネルを定義します。
- 入力がノーマルオープンかクローズかを定義します。
- 設定されている入力の現在の状態を一覧表示します。
利用可能な入力機能
Talk (トーク)
音声通話に定義されたチャンネルを開きます。この機能は、接点が通常状態(モメンタリ)でない場合に作動します。
Call (コール)
定義されたチャンネルに コール信号を送ることができます。この機能は、接点が通常状態(モメンタリ)でない場合に作動します。
Cue Acknowledge (Cueの確認応答)
任意のチャンネル、または定義されたチャンネルに入力された アテンションCue信号に確認応答し、Cue信号を レディに設定することができます。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガされます。
Cue Abort (Cueの中止)
任意のチャンネル、または定義されたチャンネルの、発信されたCue信号を中止することができます。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガされます。
Cue Attention (アテンションCue)
定義されたチャンネルに アテンションCue信号を送ることができます。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガされます。
Cue GO (Cueの実行)
定義されたチャンネルに ダイレクトGO Cue信号を送ることができます。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガーされます。
Cue Clear (GO Cueのクリア)
任意の、または定義されたチャンネルの、GO Cue信号をクリアします。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガされます。
Mic Kill (Micオフ)
定義されたチャンネル(単一ユーザーまたはグループ内の全ユーザー)のアクティブなマイクをオフにするリモートスイッチとして動作します。この機能は、入力(トグル)の最初のパルスでトリガされます。
注意:進行中のユーザーコミュニケーションを中断させるので、注意深く設定してください。
GPIO Control (GPIO制御)
リモートGPIOをトリガーするために、定義されたチャンネルでGPIO Control信号を送信します。
Answer/Reply (応答)
任意の、または定義されたチャンネルの着信コミュニケーションに応答します。この機能は、接点が通常状態(モメンタリ)でない場合に作動します。
ヒント:この機能はReply Mode (返信モード)の設定により、最後に送信された音声通話に応答するか、進行中のすべての音声通話に応答します。
Cough Mute (カフミュート)
現在アクティブなユーザー入力をミュートします。この機能は、接点が通常状態(モメンタリ)でない場合に作動します。
General purpose outputs (汎用出力)
汎用出力を使用することで、外部デバイスやリレーをトリガーして制御することができます。Green-GOネットワークの外部に制御を拡張することができます。
汎用出力はフローティングのフォトカプラーです。アクティブにすると、最大50ボルト、8ミリアンペアの電流を流すことができます。サードパーティーのロジック入力を直接切り替えたり、LEDを点灯、あるいは、回路を追加してリレーのような大きな負荷を駆動することができます。
入力と同様に、出力は ノーマルオープン または ノーマルクローズ に設定でき、アイドル状態をコントロールできます。
Setup Menu ガイド
GPIO Output
Setup Menu
└──> Device
└──> GPIO
└──> Output
├──> Function ①
├──> Channel ②
├──> Normaly ③
└──> Test ④
- 出力をトリガーする機能を定義します。
- 機能のソース/チャンネルを定義します。
- 出力がノーマルオープンかクローズかを定義する。
- 設定を手動でテストすることができます。
利用可能な出力機能
Channel Active (チャンネルがアクティブになった)
定義されたチャネルのいずれか、または1つが アクティブな状態だが、まだ送信していない場合にアクティブになります。出力はこの状態の間だけ作動します(モーメンタリ)。
ヒント:この機能は、ユーザー設定の アクティブ時間の影響を受けるため注意します。信号の受信が無くなった後も、設定された期間中はチャンネルが アクティブ のままになります。
Channel Vox
いずれかの、または定義されたチャンネルの1つでユーザーが アクティブ な音声通信受信するとすぐに作動します。出力はこの状態の期間にわたって動作します(モーメンタリー)。
ヒント:この機能は、ユーザー設定の アクティブ時間の影響を受けるため注意してください。信号の受信が無くなった後も、設定された期間中はチャンネルが アクティブ のままになります。
Talk Enabled
いずれかの、または定義されたチャンネルの1つでユーザーが手動で 音声通信を始めるとすぐに作動します。出力はこの状態の期間にわたって動作します(モーメンタリー)。
Call
いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが コール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル)。
Alert Call
いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが アラートコール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル)。
GPIO Control
いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが GPIOコントロール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル)。
LEDを駆動する
ピン1を5Vの電源として使用し、1つのGPIO 出力で信号LEDを直接駆動することができます。
電流を最大5mAに制限するため、回路に一連の抵抗を追加する必要があります。必要な抵抗は使用するLEDによって異なります。
この場合の回路は、左のような略図になることが考えられます。
リレーを駆動する
GPIO出力から5mA以上の電流で外部リレーを駆動するには、トランジスタを使った簡単な回路が必要になります。
右のような略図が例として挙げられます。
電源とピン4または5との間の抵抗は、使用する電源の電圧に依存することに注意してください。
セットアップメニューにより、ほぼすべてのユーザーおよびデバイス設定のプロパティにローカルでアクセスすることができます。セットアップメニューのすべての変更は、デバイス上でローカルに行われ保存されますが、Green−GOの操作ソフトウェアを使用して簡単に設定ファイルに同期することができます。また、これらの設定は上書きされない限りデバイス上で保持されます。
セットアップメニューには専用の
ボタンからアクセスします。マルチ機能 を使用してメニューリストを操作します:
- を回転させて選択肢を移動、または選択した値を変更します。
- をクリックしてサブメニューに入り値を変更します。
- サブメニューは 終了 または キャンセルメニュー、あるいは ボタンを使用して終了します。
セットアップメニューへのアクセスは、Green−GOコントロールソフトウェアを使用して、設定ファイルまたはユーザーのセキュリティオプションを設定することで制限することができます。制限されたセキュリティ設定では、ユーザーがアクセス時にTech Pincodeの入力を求められる場合があります。
ヒント:セキュリティオプションに関する詳細については Config Securityをご参照ください。
セットアップメニューガイド
Setup Menu
├──> User
│ ├──> Select User
│ │ └──> Users
│ ├──> Channels
│ │ └──> Channel ID
│ │ ├──> Assign
│ │ ├──> Listen Override
│ │ ├──> Listen
│ │ ├──> Level
│ │ ├──> Talk Mode
│ │ ├──> Priority
│ │ ├──> Output
│ │ ├──> Listen Mode
│ │ ├──> Call Mode
│ │ ├──> Cue Mode
│ │ └──> Channel Mode
│ ├──> Special Channels
│ │ ├──> Direct
│ │ │ ├──> Level
│ │ │ ├──> Output
│ │ │ ├──> Priority
│ │ │ └──> Cue Mode
│ │ ├──> Program Audio
│ │ │ ├──> Assign
│ │ │ ├──> Level
│ │ │ ├──> Dim
│ │ │ └──> Output
│ │ ├──> Announce
│ │ │ ├──> Assign
│ │ │ ├──> Level
│ │ │ └──> Output
│ │ └──> Emergency
│ │ ├──> Assign
│ │ ├──> Level
│ │ └──> Output
│ ├──> Flexlist
│ │ ├──> ...
│ │ └──> Add
│ ├──> Settings
│ │ ├──> Active Time
│ │ ├──> Reply Mode
│ │ ├──> Isolate
│ │ ├──> Tone Level
│ │ ├──> Alert Tone
│ │ ├──> Room
│ │ ├──> Room Dim
│ │ ├──> Room Output
│ │ ├──> Priority Dim
│ │ ├──> Popup
│ │ └──> Cue Timeout
│ └──> Script
│ ├──> Load Script
│ └──> Status
├──> Audio
│ ├──> Audio Profile 1
│ │ ├──> Sidetone
│ │ ├──> Gain
│ │ ├──> Compressor
│ │ ├──> Gate Threshold
│ │ ├──> Gate Hold
│ │ ├──> Source
│ │ ├──> Headset Bias
│ │ ├──> Mic Power
│ │ ├──> Output Limiter
│ │ ├──> Headset Level
│ │ ├──> Speaker Level
│ │ ├──> Speaker Dim
│ │ ├──> Line Out Level
│ │ └──> Main Level
│ └──> Audio Profile 2
├──> Device
│ ├──> Device Settings
│ │ ├──> Button
│ │ ├──> Screen Function
│ │ ├──> Startup
│ │ ├──> Second Page
│ │ ├──> Page
│ │ ├──> Buzzer
│ │ ├──> Screen Brightness
│ │ ├──> Screen Timeout
│ │ ├──> LED Intensity
│ │ └──> LED Timeout
│ ├──> Line In/Out
│ │ ├──> Line In
│ │ │ ├──> Assign
│ │ │ ├──> Gain
│ │ │ ├──> Compressor
│ │ │ ├──> Gate Threshold
│ │ │ └──> Gate Hold
│ │ └──> Line Out
│ │ ├──> Assign
│ │ ├──> Level
│ │ ├──> Limiter
│ │ └──> Loopback
│ ├──> GPIO
│ │ ├──> Input 1
│ │ │ ├──> Function
│ │ │ ├──> Channel
│ │ │ ├──> Normally
│ │ │ └──> Status
│ │ ├──> Input 2
│ │ ├──> Output 1
│ │ │ ├──> Function
│ │ │ ├──> Channel
│ │ │ ├──> Normally
│ │ │ └──> Test
│ │ └──> Output 2
│ └──> Buttons
│ ├──> Page 1
│ └──> Page 2
├──> Connection
│ └──> Mode: Local
├──> Config
│ ├──> Join Config
│ ├──> Default Config
│ └──> Factory Default
├──> Network
│ └──> Dynamic: On
└──> Info
├──> Name
├──> Config
├──> IP
├──> Firmware
├──> Serial
├──> Cloud
├──> Encryption
├──> Uptime
└──> Reset Defaults
User
User サブメニューには、次のようなユーザーに関する設定項目があります:
- デバイスにリンクされているユーザー
- チャンネル設定
- 4つの特殊チャンネル用の設定
- ユーザーのFlexlist
- 一般的なユーザー設定(カラー、通信設定など)
- スクリプト管理
ユーザーの選択
AVAILABLE USERS
このメニューには、アクティブな設定ファイルで使用可能なすべてのユーザーが一覧表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Select User |
設定オプション: | 設定ファイルで定義する |
デフォルト: | 設定なし |
チャンネル
チャンネル1~32
32チャンネルのそれぞれについて、以下が使用できます。
ASSIGN
このメニューから、チャンネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューを入力すると、アクティブな設定ファイル内の利用可能なグループおよびユーザーが予めフィルタリングされて表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Assign |
設定オプション: | None, Groutds, Users |
デフォルト: | 設定なし |
LISTEN OVERRIDE
このオプションでは、チャンネルに個別のリッスンソースを定義することができます。ユーザーは割り当てられたプライマリターゲットとトークし、ここで定義されたグループをリッスンします。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen Override |
設定オプション: | None, Groups |
デフォルト: | 設定なし |
LISTEN
チャンネルは設定したチャンネルレベルと切り離して有効またはミュートにすることができます。チャンネルのListen状態は、設定したチャンネルレベルを失うことなく、簡単にオン・オフの入り替えができます。
このオプションは Listenモードの影響を受ける可能性があります。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen |
設定オプション: | Muted, On |
デフォルト: | On |
LEVEL
このオプションでは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Level |
設定オプション: | −40 dB~+12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
Talkモード
Talkモード は、トークボタンを使用してどのようにvox通信を 作動させるかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled | チャンネルのトーク機能を無効にするオプションです。 |
Momentary | プッシュトゥトーク形式の操作を有効にするオプションです。 |
Latch | トグルの役割を果たすオプション:最初のプッシュでトークが有効になり、2回目のプッシュでトークが無効になります。 |
Latch/Mom | 操作を混合させることができるオプションです。短く押すとラッチトグルとなり、長押しするとモーメンタリー通信ができます。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Talk Mode |
設定オプション: | Disabled, Momentary, Latch, Latch/Mom |
デフォルト: | Latch/Mom |
PRIORITY
チャンネルには、3つの優先度を設定することができます。例えば、より優先度の高いチャンネルによる送信があった場合、優先度の低い通信を減衰させることができます(Priority Dim)。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Priority |
設定オプション: | Low, Normal, High |
デフォルト: | Normal |
OUTPUT
出力のプロパティでは、チャンネルの出力をデバイスの特定のハードウェア出力にルーティングすることができます。これは、デバイスでステレオ出力や複数のモノラル出力を使用する場合に役立ちます。
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Output |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
LISTEN MODE
Listen状態は、ミュートまたはミュート解除されたチャンネルを定義します。 Listenモード オプションは、チャンネルのListen状態をトグルするかどうか、およびその方法を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Listen On Talk | チャンネルでの トークが有効になるとすぐに、チャンネルのListen状態を有効にする(ミュート解除)モード。チャンネルのトークを無効にすると、Listen状態が再び無効になります(ミュート)。 |
No Listen On Talk | アクティブなトークはチャンネルのListen状態に影響を及ぼすことはないが、チャネルはIsolate機能を遵守します。 |
Ignore Isolate | Isolate機能を無視するモードです。 |
Fixed | Listen状態を変化させないモードです。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Listen Mode |
設定オプション: | Listen On Talk, No Listen On Talk, Isolate Ignore, Fixed |
デフォルト: | Listen On Talk |
CALL MODE
このオプションは、チャンネルでコール信号を送信および/または受信できるかどうかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled | チャンネルのコール信号を無効にするオプションです。 |
Recv Only | コール信号をチャンネルで受信することができます。 |
Send Only | コール信号をチャンネルに送信することができます。 |
Send/Recv | チャンネルでのコール信号の送受信ができるモードです。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Call Mode |
設定オプション: | Disabled, Recv Only, Send Only, Send/Recv |
デフォルト: | Send/Recv |
CUE MODE
Cueモード は、受信するキュー信号の処理方法を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Normal | 3段階のキュー信号と手動での即答ができるオプションです。 |
Auto Answer | このチャンネルで受信するキュー信号に自動的に応答し、使用されているステージを減らし、応答性を上げるオプションです。 |
Ignore | 受信するキュー信号 を無視するオプションです。送信されるキュー信号に対し、他のデバイスが応答する場合があります。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Cue Mode |
設定オプション: | Normal, Ignore, Auto Answer |
デフォルト: | Normal |
CHANNEL MODE
Channelモード では、複雑なチャンネル設定を簡単に自動化することができます。自動応答やGPIOコントロールなどをここで設定することができます。
モード | 説明 |
---|---|
Normal | デフォルトの設定です。音声通信の受信時はチャンネルが動作しません。 |
No Reply | チャンネルのAnswer/Reply 機能を無効にするオプションです。 |
Reply Direct | このオプションを設定すると、 Answer/Reply 機能はグループの最後にアクティブだったメンバーにのみ応答します。 |
Auto Reply | 音声通信を受信するとすぐに、チャンネルのトーク機能を自動的に有効にするオプションです。 |
Autotalk | 有効化された入力がアクティブになるとすぐにチャンネルを自動で開くオプションです。 |
Solo Talk | そのチャンネルのトーク機能がアクティブに設定されている場合、他のチャンネルのトーク機能を自動的に無効にするオプションです。 |
Flex | チャンネルのユーザーのFlexlistを有効にし、チャンネルの送り先を簡単に変更することができるオプションです。
チャンネルの セクションを押すと、Listenの画面機能からFlexlistが呼び出されます。 |
GPIO Control | チャンネルに特別なGPIOコントロールデータパケットを送信し、そのチャンネルのトーク機能を無効にします。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Channels ▸ ID ▸ Channel Mode |
設定オプション: | Normal, No Reply, Reply Direct, Auto Reply, Autotalk, Solo Talk, Flex, GPIO Control |
デフォルト: | Normal |
Special Channels
32のチャンネルの他に、各ユーザーは4つのスペシャルチャンネルを使用することができます。
- プライベート通信用の一時的な二重チャンネル
- パッシブなプログラムオーディオチャンネル
- パッシブなアナウンスチャンネル
- パッシブなエマージェンシーチャンネル
Direct
Directチャンネルは、一時的なチャンネルで、双方向に機能します。
32チャンネルのいずれにも設定されていないリモートユーザーが、このデバイスリンクされたユーザーにコンタクトしてきた場合に、このチャンネルがすぐに作られます(音声通信、コール信号、キュー信号)。
LEVEL
このオプションは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Level |
設定オプション: | Mute、−40 dB~+12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
OUTPUT
出力のプロパティから、チャンネルのオーディオを特定のハードウェア出力にルーティングすることができます。これは、デバイスでステレオ出力や複数のモノラル出力を使用する場合に役立ちます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Pan |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
PRIORITY
チャンネルには、3つの優先度のうちの1つを設定することができます。例えば、より優先度の高いチャンネルによる送信があった場合、優先度の低い通信を減衰させることができます(Priority Dim)。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Priority |
設定オプション: | Low, Normal, High |
デフォルト: | Normal |
CUE MODE (キューモード)
Cue Modeは、入力されたキュー信号の処理方法を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Normal(通常) | このオプションにより、マニュアル・レディ・リプライの3段階のキュー信号が可能となります。 |
Auto Answer(自動応答) | このオプションは、このチャンネルに入力されたキュー信号に自動的に応答し、レディ・アンド・ゴーの有効段階を短縮します。 |
Ignore(無視) | このオプションは、入力されたキュー信号を無視します。送信されたキュー信号は、他の機器によって応答される場合があります。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Direct ▸ Cue Mode |
設定オプション: | Normal, Auto Answer, Ignore |
デフォルト: | Normal |
プログラム
プログラムオーディオ用のチャンネルはパッシブ(Listen専用)であり、ユーザーはこのチャンネルではオーディオの受信のみが可能です。チャンネルはグループを通してオーディオを受信します。チャンネルの音量は独立して調節でき、ユーザーが32の通常チャンネルでオーディオ信号を受信した場合は、ディミングが可能です。
ASSIGN
このメニューでは、チャンネルの通信ターゲットを選択することができます。このメニューを入力すると、アクティブな設定ファイルで利用可能なグループおよびユーザーへのアクセスを簡単にするためのプレフィルターが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Assign |
設定オプション: | None, Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL
このオプションでは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Level |
設定オプション: | Mute、−40 dB~+12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
DIM
他のチャンネルがアクティブになるとすぐに、プログラムオーディオチャンネルを自動的に減衰させることができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Dim |
設定オプション: | Mute、−24 dB~−6 dB、Off (6 dB刻み) |
デフォルト: | Off |
OUTPUT
出力のプロパティから、チャンネルのオーディオを特定のハードウェア出力にルーティングすることができます。これは、デバイスでステレオ出力や複数のモノラル出力を使用する場合に役立ちます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Program ▸ Pan |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
アナウンス
アナウンスチャンネルはパッシブチャンネルで(Listen専用)、通常チャンネルよりも高い優先度で送信を行います。このチャネルで受信するオーディオ通信は、Priority Dimの設定に応じて、通常チャンネルの通信を減衰させることができます。
アナウンスチャンネルは、グループからオーディオを受信する。このチャンネルにオーディオを送信するには、ユーザーの32の通常チャンネルのいずれかに、設定したグループを割り当てる必要があります。
注意:グループを介した通信は、進行中のユーザー通信の障害となる可能性があるため、アナウンスチャンネルのソースグループへのトークアクセスは慎重に設定する必要があります。
ASSIGN
通信ターゲットを選択することができます。このメニューを入力すると、アクティブな設定ファイルで利用可能なグループおよびユーザーへのアクセスを簡単にするためのプレフィルターが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Announce ▸ Assign |
設定オプション: | None, Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL
このオプションでは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Announce ▸ Level |
設定オプション: | Mute、−40 dB~+12 dB (1 dB 刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
OUTPUT
出力のプロパティから、チャンネルのオーディオを特定のハードウェア出力にルーティングすることができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Announce ▸ Pan |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
エマージェンシー
エマージェンシーチャンネルは、最も高い優先度で送信を行うパッシブチャンネル(Listen専用)です。このチャンネルでオーディオ通信を受信すると、32の通常チャンネルでの通信がミュートになります。
エマージェンシーチャンネルは、グループを介してオーディオ通信を受信します。このチャンネルにオーディオを送信するには、ユーザーの32の通常チャンネルのいずれかに、設定したグループを割り当てる必要があります。
注意:グループを介した通信は、進行中のユーザー通信の障害となる可能性があるため、エマージェンシーチャンネルのソースグループへのトークアクセスは慎重に設定する必要があります。
ASSIGN
通信ターゲットを選択することができます。このメニューを入力すると、アクティブな設定ファイルで利用可能なグループおよびユーザーへのアクセスを簡単にするためのプレフィルターが表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Emergency ▸ Assign |
設定オプション: | None, Groups |
デフォルト: | None |
LEVEL
このオプションでは、チャンネルの出力レベルを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Emergency ▸ Level |
設定オプション: | Mute、−40 dB~+12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
OUTPUT
出力のプロパティから、チャンネルのオーディオを特定のハードウェア出力にルーティングすることができます。これは、デバイスでステレオ出力や複数のモノラル出力を使用する場合に役立ちます。
セットアップメニュー: | User ▸ Special Channels ▸ Emergency ▸ Pan |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
Flexlist
このメニューでは、ユーザーのFlexlistをカスタマイズすることができます。
ADD
−Add −をメニューの下部に入力すると、20のユーザーまたはグループを追加することができます。既存の割当てを選択すると、変更または削除することができます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Flexlist |
設定オプション: | Add, Flexlist entries |
デフォルト: | 設定なし |
設定
ユーザー設定では、グローバルコミュニケーション機能を設定します。これらの設定は、すべてのチャンネルの通信に影響を及ぼすもので、チャンネルごとに調整することはできません。
ACTIVE TIME
アクティブ時間は、最後の音声通信を受信した後、チャンネルを アクティブなままにしておく遅延時間を定義します。主な用途は、チャンネルが無効になってしまう前に、ユーザーが送信チャンネルを特定できるようにすることです。
注意:この設定は、Answerの状態をアクティブに設定することで、Answer/Reply などのGreen−GO Engine の一部の機能に直接影響を及ぼします。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Active Time |
設定オプション: | 0.5 sec、 1 sec、 2 sec、 5 sec、 30 sec、 60 sec、 120 sec |
デフォルト: | 5 seconds |
REPLY MODE
Replyモードは、Answer/Reply機能の動作を定義します。
モード | 説明 |
---|---|
Disabled | Answer/Reply機能を無効にするオプションです。 |
Active | Answer/Reply機能を有効にして、現在進行中のすべての音声通信に応答するオプションです。 |
Last | Answer/Reply機能を有効にして、最後に開かれたチャンネルにのみ応答するオプションです。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Reply Mode |
設定オプション: | Disabled, Active, Last |
デフォルト: | Last |
ISOLATE
この機能は、 Active Talk が有効になっていないすべてのチャンネルをミュートにします。Talk機能が有効になっているチャンネルがなくなるとすぐに、チャンネルのミュートは解除されます。
この機能は、処理の多いシステムで受信するオーディオをコントロールするのに役立つものです。これにより、受診したオーディオが有効なユーザー通信に限定されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Isolate |
設定オプション: | Disabled, Enabled |
デフォルト: | Disabled |
TONE LEVEL
トーンレベルは、キュー信号やAlert Callなどのすべてのアラーム信号の音量を定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Tone Level |
設定オプション: | Mute、−24 dB~0 dB (6 dB刻み) |
Default: | -12 dB |
ALERT TONE
この設定では、Alert Callやキュー信号のような、アラーム信号のタイプを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Alert Tone |
設定オプション: | Fast, Slow, Pulse |
デフォルト: | Fast |
ROOM
この設定では、設定ファイル内の利用可能なRoomをユーザーに割り当てます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room |
設定オプション: | None, Available Rooms |
デフォルト: | 設定なし |
ROOM DIM
Room Dimオプションは、設定されたRoom からのオーディオ信号を減衰するかどうか、およびその方法を設定します。この設定による影響を受ける出力は、Room Outputオプションで定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room Dim |
設定オプション: | Mute、−24db~−6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
ROOM OUTPUT
Room Outputオプションは、設定されたRoom からのオーディオ信号をどのハードウェア出力で減衰するかを定義します。減衰自体の設定はRoom Dimで設定します。
ヒント:デバイスのライン出力に外部スピーカーが接続され、ユーザーのチャンネルミックス(Line Out Level)を出力するように設定されている場合、Speakerプロパティは内部および外部両方のスピーカーを減衰させます。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Room Output |
設定オプション: | Both, Headset, Speaker |
デフォルト: | Both |
PRIORITY DIM
Priority Dimプロパティは、オーディオがより優先度の高いチャンネルで送信されたときに、より優先度の低いチャンネルをどれくらい減衰させるかを定義します。32の一般チャンネルのそれぞれについて、3つのプロパティの1つを設定することができます。
この設定を有効にし、チャンネルプロパティを定義することで、通信量の多いユーザーステーションが管理しやすくなります。
注意:この設定は、特別なチャンネル、EmergencyやProgram Audioの動作には影響を及ぼしません。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Priority Dim |
設定オプション: | Mute、−24db~−6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
POPUP
この設定は、ユーザーに対してポップアップを表示するかどうか、またどのポップアップを表示するかを定義します。
モード | 説明 |
---|---|
System Only | 最低限の設定。設定の結合などのシステムイベントに関するシステムポップアップは必ず表示されます。 |
Cue | システムの通知および受信する キュー信号のポップアップを表示させるオプションです。 |
Cue+Direct | システムイベント、キュー信号、および一次的な直通通信用の特別なチャンネルでの通信に関するポップアップを表示させるオプションです。 |
Cue/Direct/Extended | システムイベント、キュー信号、直通通信、およびUIからは直接利用することのできない(非表示の)チャンネルでの通信に関するポップアップを表示させるオプションです。 |
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Popup |
設定オプション: | System Only, Cue, Cue+Direct, Cue/Direct/Extended |
デフォルト: | Cue/Direct/Extended |
CUE TIMEOUT
この設定では、送信されるGOのキュー信号のホールドタイムを定義します。
セットアップメニュー: | User ▸ Settings ▸ Cue Timeout |
設定オプション: | 0.5 sec, 1 sec, 2 sec, 5 sec, 30 sec, 60 sec, 120 sec |
デフォルト: | 5 sec |
スクリプト
Loaded Script
このメニューは、現在ロードされているスクリプトが表示され、設定ファイル内に保存されたスクリプトをロードすることができます。
AVAILABLE SCRIPTS
このサブメニューは、現在ロードされているスクリプトをクリックすると表示され、設定ファイル内にあるすべてのスクリプトが一覧表示されます。
セットアップメニュー: | User ▸ Scripts ▸ Script Name |
設定オプション: | 使用可能なスクリプト |
デフォルト: | 設定なし |
Status
このプロパティでは、現在ロードされているスクリプトの現在の状態が表示されます。
Audio
Audioサブメニューには、ユーザーのオーディオ入力および出力に関連するあらゆる設定が含まれています。
MCX RackやMCXD Desktop Stationなどのデバイスには2つのオーディオプロファイルが利用可能で、入力を簡単に切り替えることができます。各オーディオプロファイルには、ユーザーのオーディオ入力および出力に関するすべての設定が含まれています。
オーディオプロファイル1/2
SIDETONE
側音のプロパティでは、ヘッドホン出力にフィードバックされるユーザー入力の音量を設定します。有効な場合、信号のフィードバックを防ぐため、側音はデバイスのフロントスピーカーにルーティングされません。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Sidetone |
設定オプション: | Mute、−40 dB~0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
GAIN
入力ゲインは、入力信号の増幅を設定します。この設定の範囲は、選択した入力ソースによります。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gain |
設定オプション: |
ヘッドホン: +30 dB − +60 dB (1 dB刻み) フロントマイク: +10 dB − +50 dB (1 dB刻み) ライン入力: −6 dB~+24 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | なし |
COMPRESSOR
この設定で作動させることができる単純なコンプレッサーで、入力信号の大きな部分を減衰させることでダイナミックレンジを狭め、歪んだオーディオを送信されにくくします。この設定が有効な場合、コンプレッサーのタイミングを調節することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Compressor |
設定オプション: | Off, Fast, Med, Slow |
デフォルト: | Med |
GATE THRESHOLD
Gate Thresholdオプションは、ノイズゲートがマイクをオンにする閾値を定義します。設定された閾値を下回るオーディオ信号はカットされ、送信されません。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gate Threshold |
設定オプション: | −50 dB~−25 dB (5 dB刻み)、Off |
デフォルト: | -50 dB |
GATE HOLD
Gate Holdプロパティは、ノイズゲートが一度有効になった後、再び閉じる までのホールドタイムを定義します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Gate Hold |
設定オプション: | Short, Medium, Long, Xlong |
デフォルト: | Medium |
SOURCE
Sourceメニューでは、ユーザーの入力ソースとしてデバイスのオーディオまたはテストトーンの1つを選択することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Source |
設定オプション: | Headset, Front Mic, Line In, 375Hz, 1kHz, 1.2kHz, 2.5kHz |
デフォルト: | Headset |
HEADSET BIAS
Headset Biasオプションでは、エレクトレットまたはXLR4コネクターに接続されたコンデンサーマイクに最大で2.5Vの電力を供給することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Headset Bias |
設定オプション: | Off, On |
デフォルト: | Off |
MIC POWER
Mic Powerオプションでは、 エレクトレットまたはXLR3 フロントマイクコネクターに接続されたコンデンサーマイクに最大で10Vの電力を供給することができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Mic Power |
設定オプション: | Off, On |
デフォルト: | Off |
OUTPUT LIMITER
Output Limiterオプションでは、ユーザーの出力用に単純なリミッターを設定することができます。リミッターは、ユーザーのチャンネルミックスの最も大きい部分を減衰させ、信号のクリップを回避します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Output Limiter |
設定オプション: | −24 dB~−6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | -6 dB |
HEADSET LEVEL
Headset Levelでは、ヘッドホンの音量を定義します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Headset Level |
設定オプション: | Mute, -40 dB~0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
SPEAKER LEVEL
Speaker Levelでは、内臓スピーカーの音量を定義します。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Speaker Level |
設定オプション: | Mute, -40 dB~0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
SPEAKER DIM
Speaker Dimプロパティでは、マイクが入っている場合の、内臓のフロントスピーカーの自動減衰を設定します。設定された減衰は、いずれかのチャンネルでユーザーがトークを始めるとすぐに有効になります。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Speaker Dim |
設定オプション: | Mute、−24 dB~−6 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
LINE OUT LEVEL
Line Out Level オプションでは、ユーザーのチャンネルミックスをデバイスのライン出力コネクターにルーティングすることができます。
注意:ユーザーのチャンネルミックスが、ライン出力の設定のグループと混在する可能性があることに注意してください。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Line Out Level |
設定オプション: | Mute、-40 dB~0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | Mute |
MAIN LEVEL
Main Levelは、すべてのデバイス出力のマスターとして機能します。全ての出力レベルを、簡単に同時に上げ下げすることができます。
セットアップメニュー: | Audio ▸ Audio Profile ▸ Main Level |
設定オプション: | -40 dB - +12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
Device
Deviceサブメニューには、次のようなデバイス関連の設定が含まれています:
- デバイス設定(ボタン、表示、バックライトなど)
- ライン入出力コネクターの設定
- GPIOコネクターの設定
- タッチ画面およびボタンの機能割当て
デバイス設定
BUTTON
Buttonオプションでは、タッチスクリーン横の物理的
の動作を設定します。
動作 | 説明 |
---|---|
Talk Only | 有効な画面上の機能を無視して、常にトークトグルとして機能する物理的ボタン |
Mode | 現在アクティブな画面上の機能に応じて機能する物理的ボタン |
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Button |
設定オプション: | Talk Only, Mode |
デフォルト: | Talk Only |
SCREEN FUNCTION
Screen Functionオプションでは主に、チャンネルおよび/または機能の
セクションにリンクした動作を設定します。
このオプションを変更すると、
セクションの動作が以下のように変わります:
機能 | 説明 |
---|---|
Listen | Listen機能は
Listen機能では、 Buttonの設定がModeになっている場合、物理ボタンの Talk機能が有効になります。 | セクションの操作モードをチャンネルコントロールに変え、以下の動作を有効にします:
Call | Call機能では、
Call機能では、ButtonがModeに設定されている場合、物理ボタンの Call機能が有効になります。 | セクションの操作モードがコール信号に変わり、次の動作が有効になります:
Cue | Cue機能では、
Cue機能では、Button がModeに設定されている場合、物理ボタンの Cue機能が有効になります。 | セクションの操作モードがキュー信号に変わり、次の動作が有効になります:
ヒント:利用可能なモードの切り替えは、ユーザーインタフェースに1つ以上の 画面機能スイッチを割り当てることでも行えます。
注意:ButtonオプションがMode設定になっている場合、この機能は物理ボタンの動作にも影響を及ぼします。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Screen Function |
設定オプション: | Listen, Call, Cue |
デフォルト: | Listen |
STARTUP
Startupオプションは、デバイスの起動後にロードされるデフォルトの画面機能を定義します。
オプション | 説明 |
---|---|
Last | デバイスの起動サイクルに合わせて、最後に動作していた画面機能を保存および再呼び出しします |
Listen | 起動後、必ず画面機能をListenに設定します |
Call | 起動後、必ず画面機能をCallに設定します |
Cue | 起動後、必ず画面機能をCueに設定します |
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Startup |
設定オプション: | Last, Listen, Call, Cue |
デフォルト: | Last |
SECOND PAGE
Second Pageプロパティでは、 Shift ボタンの機能を定義します。この設定を無効にすると、MCX RackまたはMCX Desktop Stationの2ページ目が使用できなくなります。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Second Page |
設定オプション: | Disabled, Enabled |
デフォルト: | Enabled |
PAGE
Pageオプションでは、MCX RackまたはMCX Desktop Stationの現在アクティブになっている(表示されている)ページを設定します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Page |
設定オプション: | 1, 2 |
デフォルト: | 1 |
BUZZER
Buzzerオプションは、アラームコールやキュー信号などの警告音を、内臓スピーカーから送信するかどうかを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Buzzer |
設定オプション: | Disabled, Enabled |
デフォルト: | Enabled |
SCREEN BRIGHTNESS
Screen Brightness オプションでは、全てのデバイス画面の明るさを調整します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Screen Brightness |
設定オプション: | Min、1~6 (1 increments)、Max |
デフォルト: | 5 |
SCREEN TIMEOUT
Screen Timeoutオプションは、デバイスがアイドリング状態のとき、全ての画面をオフにするタイマーを設定します。何らかのユーザーが操作したり、通信を受信したりした場合は、このタイマーがリスタートし、画面がオンになります。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ Screen Timeout |
設定オプション: | Always On, 1 Minute, 10 Minutes, 1 Hour, 10 Hours |
デフォルト: | 1 Hour |
LED INTENSITY
LED INTENSITYオプションでは、ステータスおよびボタンのバックライトの明るさを調節します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ LED Intensity |
設定オプション: | Min、1~6 (1刻み)、Max |
デフォルト: | 4 |
LED TIMEOUT
LED Timeoutオプションでは、 Screen Timeoutによってデバイスのステータスおよびボタンのバックライトを操作するかどうかを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Device Settings ▸ LED Timeout |
設定オプション: | Disabled, Enabled |
デフォルト: | Disabled |
Line In/Out
このサブメニューでは、XLR3ライン入力および出力を設定します。
Line In
ASSIGN
Assignプロパティは、入力信号の送信先(グループ)を定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line In ▸ Assign |
設定オプション: | 使用可能なグループ |
デフォルト: | 設定なし |
GAIN
入力Gainは、入力信号の増幅を設定します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line In ▸ Gain |
設定オプション: | -6 dB ‒ +24 dB (1 dB increments) |
デフォルト: | 0 dB |
COMPRESSOR
この設定で作動させることができる単純なコンプレッサーで、入力信号の大きな部分を減衰させることでダイナミックレンジを狭め、歪んだオーディオを送信されにくくします。この設定が有効な場合、コンプレッサーのタイミングを調節することができます。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line In ▸ Compressor |
設定オプション: | Off, Fast, Med, Slow |
デフォルト: | Med |
GATE THRESHOLD
Gate Thresholdオプションは、ノイズゲートがライン入力を開く閾値を定義します。設定された閾値を下回るオーディオ信号はカットされ、送信されません。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line In ▸ Gate Threshold |
設定オプション: | −50 dB − −25 dB (5 dB刻み)、Off |
デフォルト: | -50 dB |
GATE HOLD
Gate Holdオプションは、ノイズゲートが一度有効になった後、再び閉じるまでのホールドタイムを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line In ▸ Gate Hold |
設定オプション: | Short, Medium, Long, Xlong |
デフォルト: | Medium |
ライン出力
ASSIGN
Assignプロパティは、出力信号のソース(グループ)を定義します。
注意: ユーザーのオーディオプロファイルでLine Out Level オプションが設定されている場合、ユーザーのチャンネルミックスもライン出力にルーティングさせます。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line Out ▸ Assign |
設定オプション: | Available groups |
デフォルト: | Unset |
LEVEL
Levelオプションでは、出力信号の音量を設定します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line Out ▸ Level |
設定オプション: | −36 dB~+12 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | 0 dB |
LIMITER
Limiterオプションでは、出力用に単純なリミッターを設定することができます。リミッターは、ユーザーのチャンネルミックスの最も大きい部分を減衰させ、信号のクリップを回避します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line Out ▸ Limiter |
設定オプション: | −6 dB~−24 dB (6 dB刻み)、Off |
デフォルト: | Off |
LOOPBACK
Loopbackプロパティは、ライン出力にフィードバックされる、ライン入力からの信号量を定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Line In/Out ▸ Line Out ▸ Loopback |
設定オプション: | Mute、−62 dB~0 dB (1 dB刻み) |
デフォルト: | Mute |
GPIO
GPIOコネクターにより、外部スイッチから接続されたGreen−GO Engineのコマンドを開始することができ、Active、Talk、Call、Cueなどの条件を使用して、外部スイッチでコントロールするイベントを開始することができます。
ヒント:GPIOに関する技術的な詳細についてはGPIOの章を参照します。
入力1|2
FUNCTION
GPIO入力のFunctionでは、 設定された条件が満たされている場合に、デバイスで実行される動作を定義します。
機能 | 説明 |
---|---|
No Function | 汎用入力を無効にします。 |
Talk | 送信される 音声通信用に定義されたチャンネルを開きます。この機能は、接点が通常の状態でない限り動作します(モーメンタリー) |
Call | 定義したチャンネルに コール信号を送ることができます。この機能は、接点が通常の状態でない限り動作します(モーメンタリー)。 |
Cue Acknowledge | いずれか、または定義したチャンネルで受信する Attention のキュー信号に対し、確認応答を出し、キュー信号を レディに設定します。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
Cue Abort | いずれか、または定義したチャンネルでの、キュー信号の送信を中止することができます。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
Cue Attention | 定義したチャンネルに Attention のキュー信号を送信することができます。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
Cue GO | 定義したチャンネルに Direct GO のキュー信号を送信することができます。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
Cue Clear | いずれか、または定義したチャンネルでのGO の キュー信号の送信をクリアすることができます。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
Mic Kill | 定義したチャンネル(単一のユーザーまたはグループ内のすべてのユーザー)でアクティブなマイクをオフにするリモートスイッチの役割を果たします。この機能は、入力の最初のパルスがトリガーとなります(トグル) |
GPIO Control | 定義したチャンネルに GPIOコントール信号 を送信し、リモートでGPIO統合をトリガーします。 |
Answer/Reply | いずれか、または定義したチャンネルで受信する通信に応答します。この機能は、接点が通常の状態でない限り動作します(モーメンタリー) |
Cough Mute | 現在アクティブなユーザー入力をミュートにします。この機能は、接点が通常の状態でない限り動作します(モーメンタリー) |
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Input ▸ Function |
設定オプション: | No Function, Talk, Call, Cue Acknowledge, Cue Abort, Cue Attention, Cue GO, Cue Clear, Mic Kill, GPIO Control, Answer/Reply, Cough Mute |
デフォルト: | No Function |
CHANNEL
Channelオプションでは、定義された入力機能のターゲットを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Input ▸ Channel |
設定オプション: | None、1~248 (1刻み) |
デフォルト: | None |
NORMALLY
Normallyオプションでは、汎用入力のアイドリング状態を定義します。
Openに設定されている場合、入力ない場合は、設定された入力機能が常に実行されます。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Input ▸ Normally |
設定オプション: | Open, Closed |
デフォルト: | Open |
STATUS
Statusメニューの項目には、汎用入力の現在のステータスが表示されます。
このステータスは、ノーマルの設定と入力の現在のステータスを比較して判断されます。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Input ▸ Status |
設定オプション: | Not Active, Active |
デフォルト: | Not Active |
出力1|2
FUNCTION
GPIO出力のFunctionでは、出力がトリガーされるローカル条件を定義します。
機能 | 説明 |
---|---|
Disabled | 汎用出力を無効にします。 |
Channel Active | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが アクティブの状態になり、ただし送信を開始していない場合にすぐに作動します。出力はこの状態の期間にわたって動作します(モーメンタリー) |
Channel Vox | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つでユーザーが アクティブ な音声通信受信するとすぐに作動します。出力はこの状態の期間にわたって動作します(モーメンタリー) |
Talk Enabled | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つでユーザーが手動で 音声通信を始めるとすぐに作動します。出力はこの状態の期間にわたって動作します(モーメンタリー) |
Call | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが コール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル) |
Alert Call | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが アラートコール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル) |
GPIO Control | いずれかの、または定義されたチャンネルの1つが GPIOコントロール信号を受信するとすぐに作動します。状態が変わると、出力がすぐに一回動作します(トグル) |
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Output ▸ Function |
設定オプション: | Disabled, Channel Active, Channel Vox, Talk Enabled, Call, Alert Call, GPIO Control |
デフォルト: | Disabled |
CHANNEL
Channelオプションでは、設定された出力機能のターゲットを定義します。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Output ▸ Channel |
設定オプション: | Any、1 − 248 (1刻み) |
デフォルト: | Any |
NORMALLY
Normallyオプションでは、汎用出力のアイドリング状態を定義します。
Openに設定されている場合、設定した出力機能は出力を終了します。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Output ▸ Normally |
設定オプション: | Open, Closed |
デフォルト: | Open |
TEST
Testプロパティにより、 設定された 条件を満たす必要なく、出力および接続した電子機器を試験することができます。
セットアップメニュー: | Device ▸ GPIO ▸ Output ▸ Test |
設定オプション: | Off, Active, Not Active |
デフォルト: | Off |
Buttons Page 1|2
このサブメニューでは、ユーザーインタフェースの機能割当て(ボタン、タッチ画面)にアクセスすることができます。また、割当てはユーザーインタフェース自体から直接変更することができます。
BUTTON 1 - 18
Button 1~18のオプションでは、物理
およびそれぞれの セクションの機能を定義します。
ヒント: 各機能の作用についての詳細は、Functionの章を参照します。
セットアップメニュー: | Device ▸ Button Page ▸ Button |
設定オプション: | No Function, Side Tone, Emergency Level, Announcement Level, Program Audio Level, Direct Level, Line Out Level, Speaker Level, Headset Level, Main Level, Audio Profile Select, Cough Mute, Mic Kill, Isolate, Answer/Reply, Listen/Call Mode, Listen Mode, Cue Cancel, Cue Mode, Call Mode, Channel 1~32 |
デフォルト: | - |
Connection
Connectionメニューでは、Green−GO Engineで使用する接続モードを変更することができます。これにより、ローカルまたはリモートネットワークのいずれかにエンジンを接続することができます。
- Local接続モード
- Direct IP接続モード
- Cloud ID接続モード
メモ:以上のモードのいずれか1つを選択すると、メニューレイアウトが変わります。
モード
Local
デフォルトの接続モードで、ローカルネットワークでの通信が可能になります。
このモードでは何かを設定する必要はありません。デバイスは同じローカルネットワーク内にあり、同じ設定ファイルのメンバーであればすぐに通信を開始します。
Direct IP
接続モードでは、Green−GO EngineをリモートのGreen−GO BridgeXに接続することができます。このモードでは、NATが受信側で使用されている場合、正しいルーティングと潜在的なポートフォワーディングが求められます。
このモードは主に、WiFiアクセスポイントを介した接続などの、ローカルでルーティングされる接続で使用されることを想定しています。
ヒント:この接続モードについての詳細は、ブリッジ接続を参照します。
IP ADDRESS
IP Addressでは、リモートGreen−GO BridgeXの外部またはパブリックIPv4アドレスを定義します。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ IP Address |
設定オプション: | IPv4 アドレス−スペース |
デフォルト: | 設定なし |
UDP PORT
UDPポートでは、リモート接続のターゲットとなるブリッジポートを定義します。
ヒント:各ブリッジポートには1つの接続のみが使用可能であることに注意します。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ UDP Port |
設定オプション: | Auto、00000~99999 |
デフォルト: | Auto |
PASSWORD
ここでは、ブリッジポートへの接続に必要な認証パスワードを定義します。
メモ:パスワードは必ず8文字で設定してください。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ Password |
設定オプション: | 8 characters: A − Z、a − z、0 − 9、+、− |
デフォルト: | 設定なし |
SEND BUFFER
Send Bufferは、送信接続上の潜在的なジッターをバッファーするために使用します。
ヒント:この設定は、質の悪い、または待ち時間が長い接続の場合にのみ設定する必要があります。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ Send Buffer |
設定オプション: | 10 ms、20 ms、30 ms、40 ms |
デフォルト: | 10 ms |
RECEIVE BUFFER
Receive Bufferは、受信接続上の潜在的なジッターをバッファーするために使用します。
ヒント:この設定は、質の悪い、または待ち時間が長い接続の場合にのみ設定する必要があります。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ Receive Buffer |
設定オプション: | 20 ms~200 ms (10 ms刻み) |
デフォルト: | 20 ms |
DIAGNOSTICS
Diagnosticsメニューには、受信および送信接続に関する便利な統計情報が多数含まれています。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Direct IP ▸ Diagnostics |
Cloud ID
Cloud ID接続モードでは、ホールパンチング技術を利用してNATを使用したファイヤウォールまたはルーターを介して接続を直接確立し、デバイスをインターネット上で簡単に接続することができます。
Cloud IDはホストサービスによって提供および生成されるもので、複数のクライアントを接続および動的に割り当てるために使用することができます。Cloud IDは、こちらからリクエストフォームに入力することで、無料で申請および使用することができます。
注意:このサービスは稼働していません。
ヒント:Cloud ID接続モードの詳細については、ブリッジ接続のガイドを参照します。
ID
8文字のクラウドIDは、接続のセッションを定義するもので、クラウドサービスでの認証に必要です。
ヒント:クラウドIDは、パブリッククラウドサービスにより生成されます。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Cloud ID ▸ ID |
設定オプション: | 8 characters:A − Z、a − z、0 − 9、+、− |
デフォルト: | 設定なし |
PASSWORD
8文字のパスワードは、クラウドサービスでの認証に必要です。
ヒント:クラウドIDは、パブリッククラウドサービスにより生成されます。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Cloud ID ▸ Password |
設定オプション: | 8 characters:A − Z、a − z、0 − 9、+、− |
デフォルト: | 設定なし |
SEND BUFFER
Send Bufferは、送信接続上の潜在的なジッターをバッファーするために使用します。
ヒント:この設定は、質の悪い、または待ち時間が長い接続の場合にのみ設定する必要があります。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Cloud ID ▸ Send Buffer |
設定オプション: | 10 ms、20 ms、30 ms、40 ms |
デフォルト: | 10 ms |
RECEIVE BUFFER
Receive Bufferは、受信接続上の潜在的なジッターをバッファーするために使用します。
ヒント:この設定は、質の悪い、または待ち時間が長い接続の場合にのみ設定する必要があります。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Cloud ID ▸ Receive Buffer |
設定オプション: | 20 ms − 200 ms (10 ms 刻み) |
デフォルト: | 20 ms |
DIAGNOSTICS
Diagnosticsメニューには、受信および送信接続に関する便利な統計情報が多数含まれています。
セットアップメニュー: | Connection ▸ Mode: Cloud ID ▸ Diagnostics |
Config
Configサブメニューにより、Green−Go Controlソフトウェアを使用することなく、デバイスに設定をロードすることができます。
ヒント:現在使用されている設定は、Infoサブメニューから確認することができます。
Join Config
このサブメニューでは、ローカルネットワーク内の、すべてのアクティブな設定が一覧表示されます。ただし、現在デバイスで使用されている設定は表示されません。
AVAILABLE CONFIGURATIONS
いずれかの項目をクリックすると、確認画面が表示されます。Joinオプションを押すと、デバイスに設定がロードされます。
メモ:設定のセキュリティ設定によっては、設定パスワードの入力を求められる場合があります。
セットアップメニュー: | Config ▸ Join Config ▸ Configuration Name |
Default Configuration
このサブメニューでは、カスタムのデフォルト設定をロードすることができます。
ヒント:カスタム設定の定義には、Green−GO Controlソフトウェアを利用することができます。
LOAD
カスタムデフォルト設定ファイルをロードするには、「Load」プロパティをクリックします。
セットアップメニュー: | Config ▸ Default Configuration ▸ Load |
Factory Default
このサブメニューでは、工場出荷時の設定ファイルをロードすることができます。
LOAD
工場出荷時の設定ファイルをロードするには、「Load」プロパティをクリックします。
セットアップメニュー: | Config ▸ Factory Default ▸ Load |
Network
Networkサブメニューにより、デバイスのネットワークインタフェースを設定することができます。この設定は、2つのモードに対応しています(IPv4):
Dynamic: Yes
Dynamic: Yesでは、ローカルDHCPサーバーをリッスンするか、または169.254.0.0/16 IPv4アドレスを自動設定するかのいずれかにネットワークインタフェースを自動設定します。
Dynamic: No
Dynamic: Noでは、ネットワーク設定を手動で行うことができます。
ADDRESS
Addressオプションでは、デバイスのプライベートIPv4 アドレスを定義します。
セットアップメニュー: | Network ▸ Dynamic: No ▸ Address |
設定オプション: | 0.0.0.0 - 255.255.255.255 |
デフォルト: | 設定なし |
NETMASK
Netmaskオプションでは、デバイスのローカルサブネットを定義します。
セットアップメニュー: | Network ▸ Dynamic: No ▸ Netmask |
設定オプション: | 0.0.0.0 - 255.255.255.255 |
デフォルト: | 設定なし |
GATEWAY
Gatewayオプションでは、ローカルネットワークゲートウェイを定義します。
セットアップメニュー: | Network ▸ Dynamic: No ▸ Gateway |
設定オプション: | 0.0.0.0 - 255.255.255.255 |
デフォルト: | 設定なし |
Info
Infoサブメニューでは、必要な設定を一か所に表示させることができます。一部の利用可能なオプションでは、デバイスまたはシステムをデバッグするツールが提供されています。
Name
Nameオプションでは、現在アクティブな設定ファイルの名前が表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Name |
Config
このサブメニューでは、デバイスでそのとき使用されている設定ファイルに関する情報が表示されます。
表示される情報は、同期していないデバイスに関連するデバッグの問題を解決する場合に有用です。
NAME
Nameオプションでは、現在アクティブな設定ファイルの名前が表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Name |
STAMP
このオプションでは、現在アクティブな設定ファイルのタイムスタンプが表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Stamp |
SAMPLE RATE
このオプションでは、現在アクティブな設定ファイルで使用されているサンプルレートが表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Sample Rate |
MULTICAST IP
このオプションでは、現在設定されている、設定ファイルのマルチキャストIPが表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ Multicast IP |
ID
このオプションでは、現在アクティブな設定ファイルの一意のIDが表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Config ▸ ID |
IP
このサブメニューでは、デバイスの現在のIPアドレスが表示され、リモートIPv4ターゲットを確認し、現在のネットワーク接続を検証することができます。
PING
このオプションでは、ネットワーク接続を確認するIPv4ターゲットを定義することができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ IP ▸ Ping |
PACKETS
このオプションでは、定義されたターゲットに対し、10回連続でPingが送信され、Pingスクリプトを開始することができます。また、このオプションは、パケットのカウンターとしての役割を果たし、送られたパケットの総数を表示します。
ヒント:このオプションを再起動すると、スクリプトが再スタートします。
セットアップメニュー: | Info ▸ IP ▸ Packets |
Packet Statistics
Lost
Pingスクリプトの最後の実行時に失われたパケット数がカウンターに表示されます。
Avg
Pingスクリプトの最後の実行時に記録された平均応答時間です。
Min
Pingスクリプトの最後の実行時に記録された最小応答時間です。
Max
Pingスクリプトの最後の実行時に記録された最大応答時間です。
注意:ローカルのGreen-GOネットワークでは、応答時間は1msを超えないようにしてください。
Firmware
このサブメニューでは、デバイスのファームウェアのバージョンが表示されます。また、接続されたMCX RackまたはMCXD Desktop Extension をScanオプションから更新することもできます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Firmware |
SCAN
このオプションでは、接続されたMCX RackまたはMCXD Desktop Extension をスキャンすることができ、それらのファームウェアをデバイスのバージョンに更新することができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Firmware ▸ Scan |
Serial
このオプションでは、デバイスのシリアルナンバーが表示されます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Serial |
Reset To Defaults
このサブメニューでは、設定が完了しているデバイスまたは設定の一部を工場出荷時設定にリセットすることができます。
RESET NETWORK
このオプションでは、ネットワーク設定を工場出荷時設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reset Network |
RESET DEVICE
このオプションでは、デバイス設定を工場出荷時設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reset Device |
RESET AUDIO
このオプションでは、オーディオ設定を工場出荷時設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reset Audio |
RELOAD USER
このオプションでは、現在のユーザーおよびそのすべての設定をリロードすることができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Reload User |
FACTORY RESET
このオプションでは、設定が完了しているデバイスを工場出荷時設定に戻すことができます。
セットアップメニュー: | Info ▸ Reset to Defaults ▸ Factory Reset |
技術仕様
一般事項
コネクター (Neutrik):
1 x XLR4M、2 x XLR3F、1 x XLR3M、2 x RJ45 EtherCON (10/100Mbps)、1 x D−Sub 9 GPIO、1 x 12 V DCバレル
ユーザーコントロール:
3 x
、20 x (バックライト付き)、 1 x 3 x 2,2" TFT−タッチ画面(カラー)
画面:
3 x 2,2" TFT−タッチ画面(カラー)
画面解像度:
240 x 320ピクセル、33 x 44 mm (H/W)
電源入力:
Power over Ethernet: IEEE 802.3af 48-56 Vdc
Barrel connector (optional): 2.1 mm 12 Vdc
使用電力:
通常5W、最大6.5W
寸法(H/W/D):
44 x 483 x 110 mm
重量:
1.74 kg
環境:
周辺温度: 0℃~ +55℃
オーディオ入力
ヘッドホンコネクター
コネクター(Neutrik):
XLR4M (ピン1 & 2)
タイプ:
アンバランス
バイアス電源:
最大2.5V
増幅範囲:
+30 dB~+60 dB
ノイズ:
−70 dBu~−55 dBu
待ち時間:(有線)
ヘッドホンからヘッドホン~10 ms(有線)
待ち時間:(無線)
ヘッドセットからヘッドセット:~22ms(1ワイヤレスホップ)
フロントマイクコネクター
コネクター(Neutrik):
XLR3F
タイプ:
バランス
ファンタム電源:
最大 10 V
増幅範囲:
+10 dB ~ +50 dB
ノイズ:
−70 dBu ~ −55 dBu
待ち時間:
フロントマイク~ヘッドセット:~10ms(有線)
ライン入力
コネクター(Neutrik):
XLR3F
タイプ:
バランス
増幅範囲:
−6 dB~+24 dB
ノイズ:
−70 dBu~−55 dBu
待ち時間:
ライン入力からヘッドホン:~10ms (有線)
オーディオ出力
ヘッドセットコネクター
コネクター(Neutrik):
XLR4M (ピン3 & 4)
公称レベル:
0 dBu
最大出力:
+20 dBU
インピーダンス:
120 Ω
内臓スピーカー
公称レベル:
0 dBu
最大出力:
2 ワット
インピーダンス:
80 Ω
ライン出力
コネクター(Neutrik):
XLR3M
公称レベル:
0 dBu
最大出力:
+12 dBu
インピーダンス:
240 Ω
GPIO
汎用入力
コネクター:
D−Sub 9 (ピン:2/6、3/7)
タイプ:
ドライ接点
チャンネル(1コネクターあたり):
2
検出電圧(最大):
5V(ピン:2/6、3/7)
汎用出力
コネクター:
D−Sub 9(ピン4/8、5/9)
タイプ:
フローティングオートカプラ
チャンネル(1コネクターあたり):
2
出力電力:
5V(ピン1)
出力電流(最大):
5mA(ピン1)
切替え電圧:
50V(ピン:4/8、5/9)
切替え電流(最大):
8mA(ピン:4/8、5/9)