システム要件
Spacemapシステムは、Galileo GALAXYプロセッサー、イーサネットネットワーク、スピーカー、
そしてiPad(Spacemap Goアプリとサードパーティ製コントロールソフト用)から成ります。
複数のプロセッサーを使用するシステムにはAvnu認証のネットワークスイッチが必要です。
iPad
iPadOS 13またはそれ以降を搭載したApple iPadが必要です。
複数iPad上でもSpacemap Goを実行できます:
- 複数のシステムオペレーターを可能
- システムオペレーターに異なるアプリ画面を提供
- キューリコールとSpacemapコントロールを同時に行う必要がある場合などに便利
Spacemap Go アプリ
Spacemap Go iPadアプリは、Apple AppStoreから無料で入手できます。
Galileo GALAXY プロセッサー
Galileo GALAXYプロセッサーがSpacemapシステムで使用されます。
システムはプロセッサーの数とオーディオ入力フォーマットにもよりますが、最大32の入力と256の出力をサポートします。
GALAXY Bluehorn 816を除きすべてのGALAXYモデルが使用可能です。
ただしSpacemapモードでのブートオプションを持つファームウェアが必要です。
Spacemap Go システム入力
Spacemapシステムの最大入力数は32で、プロセッサーが1台または16台使用されているかなど台数には関係ありません。
システムへの入力は、アナログ、AES3、またはMilan AVBが可能です。
通常は、ミキシングコンソール、プレイバックデバイス、またはAVBソースなどから送られます。
プロセッサーモデルごとの最大入力数:
GALAXY408: 32チャンネル。AES3またはアナログXLR入力による4ch、またはMilan AVB入力は最大32ch。
GALAXY 816: 32チャンネル。AES3またはアナログXLR入力による8ch、またはMilan AVB入力は最大32ch
GALAXY 816AES: 32チャンネル。AES3またはアナログXLR入力による8ch、またはMilan AVB入力は最大32ch。
Milan AVBの場合、すべてのGALAXYモデルは32チャンネルのMilan AVB入力をサポートし、
入力1-8はインプットプロセッシングを利用できます。入力9-32はマトリックス入力に直接ルーティングされます。
Spacemap Go システム出力
Spacemapシステムの最大出力数は64です。通常アナログ入力を装備したセルフパワードスピーカーに接続されます。
プロセッサーモデルごとの最大出力数:
GALAXY 408: アナログXLR出力による8ch、Milan AVB出力は16ch。
GALAXY 816: アナログXLR出力による16ch、Milan AVB出力は16ch。
GALAXY 816AES: AES3 XLR出力による16ch、アナログXLR出力による8ch(ch 9-16はパラアウト)、Milan AVB出力は16ch。
Milan AVB出力は、アナログまたはAES3とパラ出力です。
Compass ソフトウェア
Compass control software v4.8
またはそれ以降が必要です。
これ以降は将来のリリースにわたりGALAXYファームウェアはGALAXY Spacemapモードをサポートします。
Compassは、SpacemapモードのバーチャルGALAXYプロセッサーもサポートします(オフラインでの使用時のSpacemapシステムの構築とプログラミングに使用されます)。
イーサネット ネットワーク
コントロール操作には、iPadとGALAXYプロセッサー間のネットワーク接続が必要です。
接続はワイヤレスまたは有線で可能です。
コントロール専用ネットワークにする場合、Avnu Alliance認証のネットワークスイッチは必要ありません。
コンピューターと単一のGalileo GALAXYとの接続の場合はネットワークスイッチの必要ありません。
システム入力がMilan AVBの場合、またはシステムで複数のGALAXYプロセッサーが使用されている場合、Avnu認証のAVBネットワークスイッチを経由してGALAXYプロセッサーやオプションのAVBソースを接続します。
ネットワークスイッチを含むAvnu認証ハードウェアの最新リストについては、 Avnu Allianceサイトを参照してください。AVB準拠として認証されたネットワークスイッチは、Avnu Milan仕様に適合しています。
Milan AVB準拠として認証されているネットワークスイッチはありません。
Milan AVB ソース
Avnu認証のMilan AVBデバイスがフルサポートされています。 リスト(list)を参照してください。
認定されていないデバイスでも正常に接続できます。
ただしこれらのデバイスは追加の設定を必要とされる場合があり、また通常の操作および/または電源投入後にエラーのない接続を確立または再確立できない場合があります。
Meyer Soundは他のメーカーと協力して相互運用性の向上につとめています。
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次は、 ハードウェア接続をご覧ください。
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