動作原理
フラットボードに対して直接振動を与え、ボード全体が振動し、それが音として伝わるのです。
従来まで音はコーン紙をコイルで振動させて出力する事でしか電気的に伝えられない、という常識に沿ったもの
だけではありません。
楽器、例えばヴァイオリンのように振動したり共鳴するものによって音が作られるということは長い間知られていました。
ヴァイオリンのボディに音叉を当てると、ボディが振動し音が発生します。
この原理を電気じかけの音叉 ( エキサイター) に置き換え、楽器ボディ部分を現代の軽量素材を使った平面パネルに
置き換えることでAmina は薄型の高性能表面振動スピーカーを開発しました。
いったんこの機器が取り付けられ、上から壁紙やパテが塗られたとしても、固着した部分が一緒に振動するサウンド
ボードの役割を果たすので、高域の音が失われることもありません。
さて…ボディの表面を塗装したらどうなるでしょうか、勿論音質は多少変わってゆきますが、大きな音量差は出に
くいでしょう。
しっかりと固着されたもの同士が結びついているのであれば音質の差はわずかで済みます。
いったんこの機器が取り付けられ、上面から壁紙貼り付け塗装等がされても、その上部素材自体も一緒に振動するので
音質の劣化が少なく、必要な音質を十分に届けることができます。
このスピーカーは一般的なオーディオパワーアンプで駆動するので、入力信号にとらわれることなく様々な機器からの
コンテンツを活用可能です。