NEWS Twenty One Pilots  “Bandito Tour”
LEO Family は “Bandito Tour” で Twenty One Pilotsと共に高揚します!
twenty_one_pilots_1
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_2
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_3
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_4
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_5
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_6
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_7
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_8
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_9
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_10
Shane Bardiau, FOH Engineer, Twenty One Pilots
Photo by Jay Blakesberg
twenty_one_pilots_11
(L-R) Austin Dudley, RF Tech; Colten Mortensen, SL PA Tech; Kenny Sellars, Systems Engineer and Crew Chief; Cliff Skinner,
Monitor Technician; Shane Bardiau, FOH Engineer; Murphy Johnson, Senior PA Tech
Photo by Jay Blakesberg
→
←

2018年11月19日

アヴァンギャルドなロック・アイコンである、トゥエンティ・ワン・パイロッツ(TOP)はナンバーワンのアルバム「Trench」を掲げ秋にかけてのアメリカ全土「Bandito Tour」で大爆発しました。あらゆるAクラスレベルのアリーナでTyler JosephとドラマーのJosh Dunは、ショーのアクロバットと視覚的な花火効果を強調し、VER Tour Sound による138本のMeyer Sound LEO Familyシステムのスピーカーは強力なサウンドを提供しました。

TOP (トゥエンティ・ワン・パイロッツ) の音楽は型に嵌める事に反抗します。エレクトロポップ、ヒップホップ、レゲエなど、瞬間に二人組をストライクする全てをミックスしたジャンルを越えた混沌としたオルタネイティブ・ロックです。ジョセフをアリーナの後ろに魔法のように瞬間移動させたり、Dunがドラムセットの台ごと群衆をサーフしたり、聴衆のブリッジやフロントのアレイからかなり前方のBステージで演奏したりするダイナミックなステージングによって、音楽ミックスを定義する固有の課題がさらに複雑になります。

限りないオーディオの複雑化の手綱を裁くFOHエンジニアのShane Bardiau (シェーン・バルディアウ) は、ブレークスルーの 'Blurryface' アルバムがリリースされる数ヶ月前の2015年にTOPのPAを担当しました。Bardiau にとって、LEOファミリーシステムは、潜在的なオーディオ・カオスを制御し、聴覚のインパクトを減らすことなく観客に伝える重要なツールであることが判っています。

「数年前にVER Tour Sound が主宰したPAのリスニング・エクササイズでLEOシステムを最初に聞いたことがあります」と彼は回想します。「アリーナ3階席の遠くに行っても、LEOシステムがまだ傍にいるように鳴ってる事と、コントロールされたローエンドに驚かされました。それで、私たちは2016年にそれぞれが規模の異なる会場で行われるツアーに、より柔軟に対応するためにLYONラインアレイをベースにしたLEOファミリーシステムを決めました。しかし今回はすべてのAクラスレベルのアリーナでやっているので、大きなLEOでメインを固めています」

TOP がどんなに大声で押しかけても、時には狂っていても、Bardiauはサウンドシステムがそれを処理する余裕があると確信しています。「LEOは私がこのアーティストをミキシングに使用した数少ない機材のなかの1つで、高い音圧レベルにあげることができますが、それでもサウンドが崩れることがありません」

システム・テック Kenny Sellars の設計した "Bandito Tour" システムは、フロント、サイド、リアのハングアップ用に合計44本の LEOと56本の LYONラインアレイスピーカーで構成しています。また、低音を制御のためにこのシステムには片側につき6本の1100-LFC低域コントロールエレメントを4(前面向き)/2(後ろ向き・キャンセル用)にセットしたアレイを、さらに14本の1100-LFCをグラウンド・スタックで7×2のフロント・アークにセットしています。フロントのフィルは8本のMINA、ステージ用に2本のUPM-1P、アウトフィル用に2本のUPJ-1Pです。システム駆動と最適化は、9台のGalileo GALAXY と2台のGALAXY AESプロセッサによります。

システム・テックの Sellars にとって、このツアーの新しいGALAXYプロセッサーへのアップグレードは、歓迎すべき点であることが証明されています。「すべてのボックスに位相補正設定を利用できることを本当に感謝しています。フェーズトレースは見事で、それが私を幸せにしてくれます!」

彼の担当に、Bardiau はシステムのローエンドに高い評価を与えています。「Meyerリグを運ぶための決定的要因の1つは、1100-LFCでした。私はアリーナ環境でそのように制御されたサブを聞いたことはありません。私のミックスをドロドロにならないように維持するのは簡単ですが、これをブーミーなアリーナで行うのは簡単なことではありません。

Bardiau は仲間の Kenny Sellars とツアー・オーディオ・プロバイダーVERの両方にも同様の賞賛を寄せています。「毎日、Kenny と彼のチームは、異なる会場のユニークな課題にもかかわらず、信じられないほどのサウンドを作ります。私は毎日、前夜と同様かとサウンドチェックはしていません。VERは常に最高です。私はいつも求めているものを得られ、VERのギアは一級です。そのような支援は貴重です。」

Meyerのリグに接続するGALAXYプロセッサは、C6マルチバンド・コンプレッサー、API 2500コンプレッサー、SSLマスター・バス、MaxxVolumeなどのWavesプラグインを搭載したDiGiCo SD5コンソールと繋がっています。ワイヤレスマイクシステムはShure Axient Digitalで、リードボーカルマイクはShure KSM9HSカプセルが搭載されています。

BardiauにTOPのパフォーマンスをミキシングすることに関して最も満足していることを聞いたところ、「オープニング・ソングからショーの終わりまで、音楽はあなたを旅に導き、物語を語ります。私は、アーティストとオーディエンスをつなぐ中間的な存在であることに特権を感じています。私は誰もがメッセージを聞いて理解し、影響を感じるのを助けます。時に否定的な世界のように見えるようですが、とてもポジティブなものの一部となることは爽やかです」

Sellars も同様の感情を提示します。「その2人の男たちは毎晩、自分のすべてを与えてくれるので、私はその一部になる事に誇りに思っています。たとえあなたが音楽を知らない、あるいは好きでも、このショーに来ることは価値があります」

“Bandito Tour” は10月16日にナッシュビルでキックオフ、ワシントン(タコマ)で4か所、フロリダ(サンライズ)、マサチューセッツ(ボストン)、南カリフォルニア(イングルウッド)、21ヵ所のアリーナを追加し、11月下旬にカンザスシティで幕を閉じます。

"オープニング・ソングからショーの終わりまで、音楽はあなたを旅に導き、物語を伝えます。私は、アーティストとオーディエンスをつなぐ中間的な存在であることに特権を感じています。誰もがメッセージを聞いて理解し、影響を感じるのを助けます"

Shane Bardiau

FOH Engineer, Twenty One Pilots

Featured Products