2018年7月16日

ベストセラーのヒップホップアーティストのポスト・マローンは最近、最新のアルバム「Beerbongs and Bentleys」サポートのもと、2018年のツアーの北米レグをラップし、リリースされた日にはSpotifyのストリーミング記録を破り、ビルボードのHot 200に爆進しました。

アリーナとアウトドア会場をミックスした26都市ツアーは、VER Tour Soundが提供する大規模なMeyer Sound LEOファミリーシステムによってサポートされました。

「LEOシステムは獣です」とFOHエンジニアのJoe Hellow氏は語っています。彼は豊富なスタジオ体験と、Big Sean、Tyga、Miguelによるツアーの経験があります。「このような強力なボックスを管理することに脅威を感じているエンジニアたちにとって、このような力は恐ろしいものになる可能性があります。しかし、VERと協力して、私にはツールとその実現を可能にする自信を与える偉大なシステム技術者の支援を受けています。私はこのツアーの結果に本当に満足しています。誰もがサウンドについて賞賛しています」

システムの構成は会場のタイプによって多少異なりますが、より大きなアリーナとアウトドア会場がありますが、主なフロントハングは片側4本のLYON- Wワイドカバレッジラウドスピーカーに加え14本のLEOラインアレイスピーカー。アウトサイドフィルは片側LYON-W 6本のラインアレイスピーカー上にLYON-Wを6本、フロントフィルには8本のLEOPARDスピーカー、ユーティリティフィル用には4本のUPJ-1Pスピーカーがあります。体に響きわたるベースは、合計で30台の1100-LFCローフリクェンシーコントロールユニット（12台はフライング、18台がグランドスタックされている）によって供給されます。

「1100は丸くて太い怪物です」とHellowは言います。「それは私のミックスを妨げません。私は、リニアなサウンドを維持するためにフライングサブシステムを使用し、体の周りを包む効果としてグランドサブシステムを使用します。あなたは実際にあなたのショートパンツが震えるのを感じることができます。いくつかの会場では、あまりにも大きすぎるために私はサブマスターを下げないといけません」

プロダクションマネージャのDennis Danneelsは、メインアレイの到達距離に感銘を受け、満足しています。「LEO / LYONリグは、止まる事を知りません」と彼は指摘する。「いつもタンク(スピーカー)にはもっと力があるようだ。私たちは、今日の要求を満たさない酷いディレイのある会場を経験しましたが、我々の機材は不足を補うに十分な馬力がありました」

Danneelsはまた、Meyer SoundシステムとVERのメンバーが、さまざまな会場の大きさや構成にもかかわらずツアーを時計のように正確に続けることを称賛しています。「今日のツーリングマーケットでは、競技場毎の違いが増えているため、迅速に適応する必要があります。LEOファミリーPAはこれらの課題に直面しますが、VERの控え席には優れたスキルセットと仕事倫理を持った才能ある若手がいます。このツアーで私は彼らを「未来」と呼ぶようになりました」

FOHのエンジニアであるHellow氏は、彼の経験を要約すると、「私は現代のあらゆるシステムを混在させています。私が仕事を進める時、メイヤーサウンドがライダーの最初に載っています」

VERのオーディオ・クルーは、システムエンジニアのKevin Valind氏が指揮をとりPA techsの Justin StieplemanとColten Mortensenがサポートしました。アカウントマネージャのJeff Priepot氏の指揮のもと、VERは照明とビデオを含むターンキーパッケージを提供しました。ポスト・マローンチームには、モニター技術者のBlair Bondyが加わりツアーマネージャーはKurt Kuehn氏です。クリエイティブな方向性は、アーティストのマネージャーDre Londonの仲間であるBobby Greenleaf氏が担当しました。

ポスト・マローンツアーのフロントエンドは、フルロードされたWaves SoundGridサーバーとペアになったDiGiCo SD10によって固定されていました。ポスト・マローン用のボーカル・マイクは、DPA d:factoカプセルを装着したShure Axientデジタルワイヤレスです。Rupert Neve Designs Shelfordチャンネル・ストリップでボーカル処理しています。