Green-GO Solutions
Green-GOインターカム製品はセントラルステーション(親機)の無いデジタルインターカムシステムです。
パーティーラインでの通話とマトリクスタイプの特長となる個別通話の混在が自由にできますが、セントラルマトリクスはありません。
アナログのパーティーライン方式では1本のケーブルのショート、センターマトリクス方式ではセンターユニットのトラブルによりシステム全体が停止していましてしまいます。Green-GOインターカムシステムは一部のユニットのトラブルによりシステム全体が停止する事はありません。
最新のIPテクノロジーにより、非常にフレキシブルなシステム構築が可能となります。
システムの拡張もスイッチと端末など必要な機器を追加するだけです。最大400グループ、3000ユーザーにまで拡張可能です。Green-GOインターフェースを使うことで離れた場所からインカムに接続、複数のGreen-GOシステムを接続などの使用方法もできます。2W/4Wインターフェースは既存のパーティーライン方式のインカムと相互通話を可能にします。
Green-GO 最小システム
Green-GOインターカムは2台のベルトパックと1台のPo-Eスイッチから始められます。 必要に応じてベルトパックを増設します。 すぐに使用できるようにメーカーデフォルトでユーザーやグループが定義されています。
用途に合わせGreen-GOコントロールソフトで設定を変更、名前を付けて全体のCONFIGを保存できます。
設定はネットワーク上すべての端末で保存されます。新しいユニットを追加した場合は、コンピュータ無しでも別のユニットから直接コピーを取り、CONFIGに参加する(Join)事も出来ます。
GGO-MXCDデスクステーションのフロントパネルには一体型スピーカーとトークマイク用XLRコネクターが装備されています。
バックパネルには2つのイーサポートがあり、内部に100MBのスイッチ機能を持っています。GPIOコネクタは2in、2outの制御が可能です。
ダイレクトに「トーク」、「リスン」、「コール」、「キュー」などの操作ができるボタンを更に欲しい場合は、エクスパンションユニットを追加します。操作デスクトップタイプ(GGO-MCXDEXT)及びラックマウント(MCXEXT)のエクスパンションユニットはGGO-MCXのスレーブとして動作します。
トークマイクは別売です。
ワイヤレスベルトパック
ワイヤードベルトパックと同じ機能をワイヤレスで使用できます。 1つのアンテナで 4つのベルトパックを接続します。 多数のワイヤレスベルトパックを使用する時は、複数のアンテナが必要となります。アンテナはGreen-GOネットワークのスイッチに接続し、電源供給を受けます。ベルトパックは充電式リチウムバッテリーで動作、使用時間は 6 – 7 時間です。 (環境によって異なります)
バッテリーレベルと接続をOLED画面で確認できます。
1.9 GHz DECT 準拠。
ローミング動作
ワイヤレスベルトパックがアンテナカバー範囲を外れると、アンテナ間でユニットを自動的に切替える事もできます。
アンテナには最大4台のベルトパックを接続できます。
1つのペアリングのグループ(プール)には、ベルトパックは4台、アンテナは7台入れることが出来ます。
離れた場所からの接続
Green-GO BridgeXを使用して離れた場所のGreen-GOシステムをインターネットなどのネットワークを経由して接続できます。
離れた会場のGreen-GOシステムと本部のGreen-GOシステムをGreen-GO BridgeXを通して接続する事でまるで一つのネットワークのように使用できます。グループ、ユーザーをシェアしオーディオとコールシグナルを双方に伝えます。
遠隔地のGreen-GO端末と接続
インターネットまたはVPN接続を使ってGreen-GOベルトパックを離れた場所のGreen-GOシステムに接続できます。
デスクステーションの使用も可能です。
iPhoneを接続
iPhoneをGreen-GOシステムに接続できます。
iOSで動作するアプリをApp Storeからダウンロードし、組み込みます。
2-wire, 4-wireインターフェースを使用した接続
既存のインカムと接続
Green-GOインターカムネットワークはClear-com, RTS, axxent などの各社パーティーラインインターカムと接続できます。
コールランプもインターフェースします。
電話接続
4-wireインターフェース機能を使用して電話をGreen-GOシステムに接続できます。
Green-GOの指定したグループの音声を電話側で聞く事が出来ます。電話回線からの外部制御は通常無いので電話器から話す音声は常にGreen-G0に送ります。
また、4-wireインターフェースはオーディオインターフェースとしてGreen-GOに対応していないオーディオ機器をGreen-GOネットワークに接続します。
トランシーバー接続
GGO-RDX Radio Interfaceはトランシーバー(Walkie-Talkie)をGreen-GOシステムに接続可能にします。 1台のトランシーバーチャンネルがGreen-GOネットワーク内の一つのグループになります。
Control Software
Green-GOシステム設定用のコントロールソフトウェアは無償で提供されます。
ワイヤレスベルトパックとアンテナのペアリングやファームウェアのアップデートもこのソフトウェアで行います。
通常の用途ではサンプルのコンフィグレーションをそのまま使用、または一部設定の追加変更で使用を開始できです。
異なった設定をファイルで保存できます。
ソフトウェアはWindows版及びMac版があります。