2018年7月2日

レオ・ファミリー・ライン・アレイとウルトラシリーズのスピーカーにサウンドを任せたトップを走るヒット作品で、再びメイヤーサウンドシステムは、ブロードウェイのミュージカルを強化しています。6月上旬トニー賞の式典に続いて確かに現在のグループで最も賛美された、-驚くべき10賞を受賞した- 繊細に魅力的な新しいミュージカルが、The Band’s Visit (迷子の警察音楽隊) です。

トニー賞ミュージカル部門でベストサウンドデザインを授与されたサウンドデザイナー、カイ原田氏は、「ショーの成功に大変感激しています。私はこれを典型的なブロードウェイミュージカルの華麗さとは異なった音楽として "室内楽" と呼びたいと考えます。2つのグループが出会い、夜の間に多くの出会いと音楽を通じての情緒的なつながりを作ります。観客は同じ旅行や発見で運ばれます。私はショーがこのような成功を見出したことを誇りに思います」

ショーのストーリー・ラインは、エジプトの警察音楽隊が国境での混乱の末、イスラエルの砂漠の辺境な村に迷い込んだ様子を描いた物語。作曲家David Yazbekの音楽で高揚されたThe Band's Visitは、ほろ苦い人間の思慕の物語を織り成します。

カイ原田氏は、1,100席のEthel Barrymore Theaterで一体感とパワーの両方を備えた音のパレットを作成するために、重量のある600HPサブウーファーから手のひらサイズのMM-4ミニチュアまで、135以上のMeyer Soundラウドスピーカーを組み込んだマルチレイヤーシステムを考案しました。コンパクトなLINAラインアレイスピーカーによりホールの後ろまでクリアーに音を届けます、LINAはMeyer SoundのLEOファミリーの最新かつ最小のアレイスピーカーです。

「どんな音量であってもリニアリティに優れ、さまざまなサイズと形状の機器が用意されているため、Meyer Soundのスピーカーが好きです」とカイ原田氏は言います。「私はこれらのスピーカーを何年も使ってきました。工場からのサポートと同じように、音質は卓越しています」

新しいLINAアレイについては、メザニン(中二階)とバルコニーのカバレッジのために片側7台、原田氏は次のように付け加えています。「LINAは、視野や障害物が常にスピーカーの設置場所制限しているBroadwayのプロセニアムに最適なサイズです。 そのパワーとサイズの比は驚くべきもので、リニアリティはいずれにも劣らず、非常に音楽的であり、必要に応じてエリアを正確にカバーします」

カイ原田氏のサウンドデザインは、より伝統的な声のアプローチと、見えないオーケストラピットのオーケストラとの繊細なバランスを造り出しました。ステージ上の楽器やエフェクトには、DSPの空間処理やステージ上の隠しスピーカーを使用しています。すべてのサウンドがシームレスに動くようにするために、原田氏は8つの異なるMeyer Sound UltraSeriesスピーカーモデルを使用する複雑なシステムを指定しました。小型のMM-4ラウドスピーカー33台と共に60台は既に話しました。ディープベースオクターブと低周波エフェクトはUMS-1P（x6台）、USW-1P（x3台）、600-HPサブウーファー(x2台)によって、メインセンターアレイは18個のM1Dラインアレイスピーカーで構成されています。

カイ原田氏のサウンドデザインを手伝ってくれたのは、Josh Millicanと劇場でプロダクションサウンドチームのヘッドLiz Coleman（Studer Vista 5コンソールでミックス）、Charlie Grieco、Phil Lojoです。

他の現在のトップを稼いでいるのブロードウェイショーは、Dear Evan Hansen（Nevin Steinberg）、School of Rock（Mick Potter）、Frozen（Peter Hylenski）などがサウンドデザイナーの説明と合わせてLEOファミリー・ライン・アレイを導入しています。

この夏にオープンするか、秋に開演するMeyer Sound LEOPARDラインアレイを利用した3つの新しいブロードウェイプロダクションは、Head Over Heels（Kai Harada）、Moulin Rouge、King Kong（ともにPeter Hylenski）です。

メイヤーサウンドの古くからのシステムを使用したロングランは、Broadwayで15年目を迎え、今やBroadwayの最高傑作であるミュージカルとしてランクインしているMinker Boots（John Shivers）やWicked（Tony Meola）を含みます。