2019年02月06日

新しいMPS-482HP 2チャンネル電源は、スピーカー内蔵のアンプにリモートDC電源供給を可能にするMeyer Sound独特の技術、IntelligentDCの柔軟性と費用対効果を拡張します。システムに必要なスピーカーが8台未満の場合はMPS-482HPを既存のMPS-488HPユニットの代わりに使用することができます。さらに、コンパクトな寸法と自然冷却によりスピーカーの近くに電源を柔軟に配置することができます。

「MPS-482HPは、限られたスピーカー要件でフル装備のラックを設置する場所がない狭い部屋のIntelligentDCシステムに最適です。」とMeyer Sound Vice PresidentおよびChief Loudspeaker DesignerのPablo Espinosaは説明します。「MPS-482HPは、天井に設置することも、ケーブルトラフに設置することも、キャビネットやクローゼットの壁に簡単に取り付けることもできます。また、ファンがないため、スピーカーと同じ音響空間を共有できます。」

大型のMPS-488HPと同様に、MPS-482HPはバランスのとれたオーディオ信号と48V DC電源をリモート外部電源用のIntelligentDCテクノロジーを組み込んだフルレンジスピーカーやサブウーファーに送ります。スピーカーにAC100Vを送る必要がないため法規上の制限は緩和されます。

主電源としてのMPS-482HPの典型的なアプリケーションには、小さな会議室、ホスピタリティースイート、ホームシアター施設、そして高度なおもてなし向けのホスピタリティ空間や店舗が含まれます。MM-4XP、UP-4XP、UP-4slimなどのコンパクトラウドスピーカーで2チャンネルシステムを作成するのに特に適しています。さらに、最大6台のAshby-5Cまたは4台のAshby-8C天井スピーカーに電力を供給でき、没入型構成のサラウンドに電力を供給するのにも理想的です。ラックルームのある大規模な設置では、MPS-482HPをMPS-488HPと一緒に必要に応じて指定できます。

MPS-482HPは、2つのXLR 3ピンメス入力コネクタまたはリアパネルの1つの6ピンフェニックスコネクタから2チャンネルのバランスオーディオを受けます。選択スイッチにより、チャンネル1の入力を両方の出力にルーティングできます。バランスオーディオおよび48V DC出力は、チャンネルごとに1つの5ピンPhoenixコネクタを介してアクセスされます。ライン電源は、100 V〜240 V ACの自動電圧選択でpowerCon 20コネクタを介して供給します。

MPS-482HPのフロントパネルには、電源スイッチ、短絡保護用ヒューズホルダー、負荷電流表示LEDインジケータ、およびレベルが上がるにつれて明るくなるスピーカー接続表示LEDが収納されています。

MPS-482HPは、オプションのMUB-MPS-482HP U字型ブラケットを使用して壁や天井に取り付けることができます。オプションのRMT-MPS-482HPラックマウントトレイに、1台または2台のMPS-482HPユニットをラックマウントできます。

Meyer Sound のIntelligentDCテクノロジーは、セルフパワーラウドスピーカーの優れた音響性と低電圧システムの設置のしやすさを独自に組み合わせたものです。すべてのMeyer Sound IntelligentDCスピーカーは、DC電力を蓄え、電圧降下に耐えることができるアンプおよび信号処理回路を内蔵しているため、Belden 1502Rなどの多芯ケーブルを使用するほとんどのアプリケーションで最大100mのケーブル配線が可能です。長距離または非常に高い出力レベルを必要とするアプリケーションではより太い線材を使用します。