DM0はわずか4Uの最もコンパクトなdLive MixRackで、分散型オーディオシナリオとデジタルスプリットをターゲットにしています。DM0は、オーディオI/O、コントロール、オーディオネットワークポートを備えたXCVIコアを搭載しています。TCP / IP経由でラップトップやiPad、Allen&Heath のIPリモート、またはサードパーティー製コントローラーを使用してdLiveSurfaceで制御することができます。すべてのdLive MixRackは同じミックスエンジンを搭載しており、DXエキスパンダーやデジタルソースを追加することで、128チャンネルをフルに使用することができます。
– 96kHzサンプルレート
– LR、LCR、最大5.1メインモード
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– GEQとコンプレッサーを含むパワフルなプラグイン
– SurfaceへのGigaACEギガビットリンク(デュアルリダンダント) – 2× I/O拡張用リダンダントDXリンク – 3× I/Oポートー各128ch 96kHz – ME-1専用48kHzポート – 2×ネットワークポート – ワードクロックBNC I/O
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dLiveのパワーは、ALLEN & HEATHの研究開発チームが開発したXCVIコアに、最新のFPGA技術を使用した、36のパラレルバーチャルプロセッシングコアを備えています。これにより、96kHzのサンプリングレートで160×64のプロセッシングチャンネルを機能させるための十分なパワーを確保できます。このコア内にある6つのパラレルミキシングエンジンは、サンプル毎に1万以上のクロスポイントを計算し、FPGAルーターは3,000 x 3,000のオーディオパスを備えています。XCVIの巨大な電力 (1秒につき250億の操作)により、dLiveから128のフルプロセッシング入力と16のFXステレオリターン、64の設定可能なバスアーキテクチャー、究極の正確さとノイズパフォーマンスを追求した可変ビット深度、96ビットのアキュムレーターを使用した無限のバーチャルミックスヘッドルーム、業界でも最小の0.7msのレテンシーを実現しました。
DEEPプロセッシング設計は、dLive の入力とミックスチャンネル内に、高評価のプロセッシングエミュレーションが直接組み込まれています。グラフィック EQ、プリアンプ、コンプレッサーを 含むカスタムメイドのアルゴリズムは、FXスロットを焼くことなく、外部プラグインに関連するセットアップ、レイテンシー、フェーズコヒーレンス、 ライセンスの手間をかけずに必要に応じて自動的に挿入することができます。オプトコンプレッサーからデュアルステージバルブ設計まで、業界の伝統的なオーディオニュアンスとノンリニア特性を捉えています。
RackExtra FX ポートフォリオは、ブティックプラグインによって提供される品質と幅広い選択肢をボード上の処理の利便性と最短レイテンシーを兼ね備え ています。最も尊敬されるアウトボード装備の忠実なエミュレーション作成に特化したことは言うまでもありません。
XCVIコアのパワーに基づいて、FPGA 内に非常に強力なDSPカーネルを構築し、実証済みのリバーブ、ディレイ、およびモジュレーターアルゴリズムのライブラリーをdLiveに統合することができます。16のFXスロットには専用のステレオリターンが備わっています。