EXPシリーズ ラインナップ
Meyer SoundのEXPシリーズはポストプロダクションから上映に至るまでの映画施設特有のリクエストに応えるシネマ専用システムとして2009年に発売され、シネマサウンドの厳密なパフォーマンスレベルに対応します。
音響リニアリティの為に設計されたEXPシステムはサウンドトラック作成において音響監督やミキサーがより精密に、微妙なニュアンスを表現でき、上映においては館内全体に録音された音を歪みなく忠実に再生します。
ラインナップはスクリーンチャンネル向けのAcheronシリーズ、サラウンドスピーカー向けのHMSシリーズ、サブウーファのXシリーズとシステム統合ツール、設備デザインの総合的なサポートをベースに、設計及びSMPTE基準に準拠した正確なパフォーマンス実行ソリューションも含みます。
スクリーンチャンネルスピーカー Acheronシリーズ
シネマ特有のホーンデザイン
シネマ向けに特別に開発された”Acheronホーン”は、カバーエリア外で非常にソフトな減衰になる特徴を持ち、正確なアコースティッククロスオーバー、位相特性、低域から高域まで一貫した周波数特性、そして垂直方向の一貫した周波数特性を持ちます。
シネマサブウーファー Xシリーズ
シネマサウンドのLFEチャンネルを再生するのに適したセルフパワードサブウーファーです。
HMS サラウンドスピーカー
HMSは主に壁面設置することを前提に設計され、卓越したホーン性能とセルフパワード制御のメリットを組み合わせた、革新的なシネマサウンド2Wayスピーカーです。
シネマサウンドの為のリニアシステム
Meyer Sound EXPのコンセプトはとてもシンプルです。
リニアサウンドシステムは、入力された音声信号がそのまま増幅出力されるように設計されています。それはサウンドエンジニア、ミキサー、音響監督にとって、さらにレコーディングスタジオ、上映される映画館にとっても非常に重要なことです。
これまで、映画監督たちは自分たちの作品が観客に対してどのように聞こえているのか確認できませんでした。
従来の映画館のサウンドシステムは、サウンドトラックや上映時間によってスピーカー調整をしなければならず、それはとても複雑な作業でした。
観客の聞こえる音は映画館のサウンドシステムや席によって、相当左右されてしまいます。
Meyer SoundのEXPは諸要素から曖昧な推量をなくし、録音された通りの音を観客に届けることを目的としています。EXPシステムを使用すれば、設定どおりのサウンドを全体に行き渡らせ、観客には実際に起きているような体験を与えることが出来ます。席によってサウンドニュアンスが変わることはありません。