NEWSSpacemapGo発表
Meyer Soundが、立体音響デザイン/ミキシングの画期的なツール、SpacemapGoを発表
spacemap_go_1
spacemap_go_2
spacemap_go_3
spacemap_go_4
spacemap_go_5
→
←

10月28日より、AppleStoreで無料アプリとして利用可能

Meyer Soundは、業界のゲームチェンジャーとなる立体音響デザイン・ミキシングツールSpacemap®Goを正式にリリースしました。10月28日より、AppleiPad用の無料アプリとしてダウンロード可能になります。SpacemapGoは、既に数千台市場に出回っているMeyer Sound のGALAXY Network Platformプロセッサを、立体音響デザインとミキシング用に、パワフルで柔軟性があり使いやすいツールに変貌させることができます。 Spacemap Goは複数台のGALAXYプロセッサでも動作し、iPad一台、あるいは大規模で多様なコントロールサーフェス用には複数のiPadでコントロールを行い、複数ユーザーが同時にコントロールもできます。 Spacemap Goは、GALAXYファームウェアとCompass制御ソフトウェアを無料でアップデートすることで実装でき、既にMeyer Sound GALAXYをお持ちであれば、アプリケーションに応じた数のiPadを用意していただくだけです。

シームレスな互換性

Spacemap Goは、QLabなどのポピュラーなサウンドデザイン・ショーコントロールプログラムとのシームレスな互換性を提供します。たとえば、複雑なサウンドデザインは、スタジオでQLabを使用してを構築することができ、最初すべてのマルチチャンネルキューを組み合わせて、参照用のステレオラフミックスにします。現場では、一般的なマルチチャネル構成用のSpacemap Goのテンプレートを使用して、トラックをマルチチャネル空間ミックスにすばやく拡張できます。テンプレートは特定のセットアップに合わせてカスタマイズできますが、パンのトラジェクトリー(軌跡)は指で触れるだけで作成でき、必要に応じてパフォーマンス中に、プレイバック用にキャプチャできます。空間トラジェクトリーはグラフィカルインターフェイスを使用して作成、編集、保存できますが、詳細マトリックスにアクセスして参照や直接データ入力も可能です。

Spacemap Goは、QLabに加えて、Ableton Live、Apple Logic Pro、AVID Pro Tools、MOTU Digital Performer、ReaperなどのポピュラーなDAWによって自動化でき、iPadのマルチタッチインターフェイスを利用し、楽々空間オートメーションが実現します。 現在GALAXYはRTTrPMプロトコルをサポートしていますので、BlackTraxなどのリアルタイム追跡システムとの統合が可能です。

利用しやすく簡単

Milan AVB、AES3、アナログ入出力のGALAXY408またはGALAXY816の任意の組み合わせを使用し、SpacemapGoによってシステムを迅速かつ簡単に構成できます。Spacemapシステムは、最大32入力、最大出力数はプロセッサの台数によっての構成となります。GALAXY一台では、最大232のマトリックスクロスポイントを提供します。複数のiPadを使用してシステムを制御でき、追加のチャネルへの即時アクセスを提供したり、異なる画面ビューへの同時アクセスを可能にします。

APPLE APPSTOREで無料ダウンロード

Spacemap Goは、2020年10月28日よりApple App Storeから無料でダウンロードできます。最新のiPadOSを実行できるすべてのiPadと互換性があります。

「GALAXYプロセッサには、パワフルなデジタルサミングマトリックスが組み込まれており、システムの最適化において重要な機能を果たしています。その技術の積み重ねの上に、Spacemap Goによって新たなクリエイティブなレイヤーが追加されました。GALAXYは、システム最適化ツールとしての機能はそのままに、パワフルな空間サウンドミキサーとしての役割が加わり、リアルタイムで直感的に操作でき、自動キューに従うようにプログラムされ、スムーズな遷移と動的な動きで内部スナップショットを呼び出すことができる利用しやすさ、汎用性、直感的な使いやすさの点で、SpacemapGoはサウンドデザイナーとサウンドアーティストにとって画期的な製品です。」   —スティーブ・エリソンMeyer Sound立体音響ディレクター

「SpacemapGoは、サウンドデザイナーにパワフルで費用効果の高い空間ミキシングツールを提供し、通常のワークフローから離れることなくクリエイティブの可能性を広げます。コンサートの設定でフロントステージミックスを7つのアレイに拡張するなどの基本的なものから、あらゆるアプリケーションに適応します。さらに、劇場やテーマのある壮大なアプリケーションでは、はるかに多くのことを行うことができます。部屋のどこにでもサウンドをパンでき、停止、再開、速度を変えたり、すべて指先で操作できます。」-Meyer Sound R&D担当副社長Marc Chutczer

ベータ版テストユーザーからの推薦コメント

「SpacemapGoを空間ミキシングツールとして選択したのは、柔軟性があるからだけでなく、新しいユーザーにとって非常に使いやすいツールであるからです。」 デニー・ミラー、FOHエンジニア

「SpacemapGoを使用すると、これまでは不可能だった、また、これほど素早くはできなかった方法で空間ミックスを自動化できます。ワークフローは素晴らしく、クリエイティブであることに集中できます。」   —レオン・ローテンベルク、トニー賞受賞サウンドデザイナー

「OSCがシーケンサーからポジション・オートメーションを送信していて、QLabネットワークキューを使用してスナップショットをリモートで変更でき素晴らしいです。安定しています!」   —マーク・グレイ、サウンドデザイナー

「私の使用目的には、SpacemapGoは素晴らしいです。このテクノロジーをリリース前に使用できたこと、MeyerSoundとの長いお付き合いを継続できることを光栄に思います。」 —ビル・フォンタナ、サウンドアーティスト

SPACEMAPGOについて

Spacemap Goのベータ版は、2019年後半から使用されています。初期ユーザーの中には、トニー賞を受賞したニューヨークのサウンドデザイナー、Leon Rothenbergがおり、ドラキュラ/フランケンシュタインのオフブロードウェイ制作にSpacemapGoを採用しました。その他サウンドアーティストのビルフォンタナが、オーストリアのクンストハウスグラーツにある彼の最新設備プライマルエナジーズにこの新しいテクノロジーを適用しています。

Featured Products