Meyer SoundのEXPシネマシリーズの核となるAcheronは高性能なスクリーンチャンネルスピーカーです。

音響透過型スクリーン裏L,C,Rに設置することを前提に設計され、卓越したホーン性能とセルフパワード制御のメリットを組み合わせた、革新的なシネマサウンド2Wayスピーカーです。

Acheronは指向性の異なる2種類のモデルを用意しています。

Acheron 100 水平100°垂直50°広範囲をカバーする映画館に最適

Acheron 80 水平80°垂直50°狭範囲をカバーする映画館、ならびにスタジオに最適

映画用に専用設計されたAcheron horn (特許出願中)は、優れた音響特性、位相特性をキープしつつ、水平カバーエリア外に対して非常にソフトな減衰特性で、シネマサウンド用途に適しています。

また、垂直方向は低域から高域まで一貫した特性を持っています。

これは台詞のほとんどの帯域がホーンでカバーされており、シネマサウンドとして理想的と言えます。

周波数特性は38Hz～17KHz±4dBで、低歪みで139dBものピークパワーを誇ります、Meyer Sound本社で設計･製造されたLFユニットに15インチコーンドライバーが最適に調整された状態でエンクロージャーに収められ、HFユニットには4インチダイヤフラムコンプレッションドライバーを搭載しています。

Acheronを駆動するパワーアンプ・コントローラーは本体内にすべて内蔵され、入力音源に対し的確な増幅がされます。

合計出力1685Wを生み出すMeyer Sound独自のハイパワーなクラスAB/Hパワーアンプが搭載されています。

信号処理部に搭載された補正フィルターは、フラットで優れた位相特性と周波数特性を持ち、また各ドライバー保護回路も組み込まれています。

セルフパワード設計によって別途パワーアンプを導入、パワーアンプの為の専用設置室を設けなくても一貫性のある安定したサウンドをスピーカー設置のみで行えます。

オプションのRMSリモートモニタリングシステムはMacまたはWindowsコンピューターからスピーカーのパラメーターを包括的に監視する機能を提供します。