2台のAllen & HeathのdLiveシステムが世界的に有名なテノール歌手プラシド・ドミンゴによるマドリードのSantiago Bernabéuスタジアムで開催されたスペシャルコンサートでFOHとモニターコンソールとして使用されました。70,000の観客によるコンサートはプラシド・ドミンゴの75歳の誕生日祝い、またラテンアメリカの福祉事業のための重要な募金イベントでした。
出演はプラシド・ドミンゴとゲストアーティスト、イタリアのテノール歌手 アンドレア・ボッチェッリ、コロンビアのミュージシャン フアネス、メキシコのロックバンド フェール、メキシコの歌手 マナ、アレハンドロ・フェルナンデス、そしてスペインのミュージシャン アレハンドロ・フェルナンデスとダビット・ビスバルで構成しました。アーティストはフルバンド、シンフォニーオーケストラ、合唱団、マリアッチバンドとフラメンコバンドによりサポートされました。
テクニカルプロダクションはProduction Resourceグループ (PRG)スペインにより管理されました、FOHではオーケストラ、合唱団、バンドとボーカルのミックス用にMADI対応のdLive S7000コントロールサーフェイスとDM64ミックスラックにAESカードを装着したDX32オーディオラックを2台使用しました。2台目のS7000はDM64システムモニター用として設置されました。
dLive使用者でマリアッチとフラメンコバンドのモニターエンジニア、セルジオ・シアンカは次のようにコメントしました。:
“dLiveの learning curve はシンプルですばらしいです。A&H未経験者でもわずか数分で直ぐに使用できます。もう一つの利点は、システムにより深く入り込めば、多くのすばらしいオプションやトリックを見つけることです。要するに、dLiveは基本操作を容易にさせながらも、それらの沢山の機能超える“プッシュ”システムを提供するシステムです“。
コンサートでのもう一人のdLive使用者で、交響曲の弦楽器、マリアッチとフラメンコバンドをミックスしたFOHエンジニア、ファン・ヴィナダーのコメントです。:
dLiveのプリアンプの高品質さは、インプットソースのいづれかをPAFLした時に容易に気が付きます。ギグでの動作パラメーターは数十のインプットチャンネル、システムとしてのミックスとプロセッシング、そしてPAシステムへ届く前に1つ以上のミキサーを通過するようなものでした。結果として、各ミキサーの実際のサウンドキャラクターを伝えることは困難でしたが、この状況はdLiveに直接接続されたあらゆるインプットソースをヘッドフォンでモニターする毎に変化しました、それはdLiveのプリアンプは透明で豊かで素晴らしいヘッドルームを持っていることが分かりました。
Copyright(C)2016
All Rights Reserved