CAL ビームステアリング

CAL シリーズは垂直方向の指向角度及び軸を可変できるビームステアリングを搭載したスピーカーです。

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CAL シリーズは垂直方向の指向角度及び軸を可変できる ビームステアリング を搭載したスピーカーです。
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CAL 製品紹介


ビームステアリングとは、複数並べたスピーカーユニットを個別に制御し、指向角や指向軸を可変させる技術です。

CAL96では垂直方向指向角度は5°から30°まで5°単位で、垂直軸は+30°から-30°まで1°単位で可変可能です。



CALコラムアレイは科学的研究に基づいた現実的な製品を作るという、MeyerSoundの流儀を例証したスピーカーといえます。

現在も進行中のカリフォルニア大学バークレーセンターとの共同研究:「Center for New Music and Audio Technologies (CNM AT)」 を通して、音場創生における最先端の研究を行い、前例がないほど非常に精密なデジタルビームステアリング技術を開発しました。


主にスピーカーの垂直取り付け角度を直接向けることの出来ない設備のボーカルレンジ再生用に設計され、垂直方向のビーム幅の可変、およびビーム軸を可変することでエリアカバーが可能となります。

スリムデザインのCALスピーカーは天井、床における反射音を最小限に抑えながら、広範囲に鮮明なボーカル再生を提供します。


また、CAL 96 ならびにCAL64では、放出するビームを上下2段に分け、障害物を回避することができます。2階席やバルコニー上に客席があるようなシチュエーションに最適です。

図はCAL96で分割ビームを構成し、バルコニー前面にエネルギーが当たらないようにしつつ全座席をカバーする様子を示しています。

上段は17°のアップチルト、下段は9°のダウンチルトを設定し、メインフロアの座席をカバーしている様子です。


従来までは情報を正確に聞き取るためには4KHzまでの帯域で十分とされてきました、しかし、最近の研究では8KHz以上の明瞭度がとても重要であるという事が解ってきたのです。

CALは、明瞭度を保証するため、10kHzまでの正確なビームステアリングを維持するように設計されました。


それらが実現できるのは、CALがクラスDのパワーアンプとD-Mitriのテクノロジーに基づいたDSPプロセッサーを、各ドライバーとツイーターに別々に搭載しており、最先端のソフトウェアによってコントロールされているからです。

各エレメントを別々にコントロールすることで、いくつかのドライバーで構成されたモジュールをコントロールする方式である、他のビームステアリングシステムに比べて、かなりの柔軟性と正確性が生まれます。

各ドライバーのアンプリチュードとフェイズレスポンスは、望みどおりの水平カバーエリアとなっている他のドライバーと、相互作用を作り出すために設計されています。このことは、膨大な量の最新の数学的計算に深く関係しているのですが、Meyer Soundは、CAL-Compassソフトウェアによって容易に設定可能です。

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様々なCALのマウンティングオプションにより、スピーカーを壁や柱にマウントすることができ、オプションのカスタムカラー仕上により、どんな背景にも溶け込みます。

防滴仕様オプションにより戸外へのインストールも可能ですので、どんな環境にも融合させることができます。


CAL 導入例